自ら足を運んで世界から選手を見つけてくると話した須藤K-1プロデューサー
2025年11月15日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~』の追加対戦カード発表記者会見が10月10日(金)都内にて行われ、会見後に須藤元気K-1プロデューサーが囲み取材に応じた。

【写真】全試合KOで完全制覇を成し遂げたい、と1回戦終了後に意気込んでいた木村
今大会で行われる「-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド」に進出し、準々決勝でストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)との対戦が決まっていた木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が、右拳骨折のため欠場することが発表された。
須藤Pは1~2週間前に欠場の報を受け、「正直ちょっと残念ですね。9月7日のあの圧倒的な強さを見ていたので。僕の中では優勝があるんじゃないかなって感じていたので」と残念だと話す。

【写真】木村は1回戦翌日の組み合わせ抽選会で、昨年覇者のコプリヴレンスキーと準々決勝で戦うことが決まっていた
そこで「いなくなってしまった分、木村選手に代わってストーヤンと戦う選手を世界中に本当に足を運んで探していきたいなと。敗者復活させるんじゃなくて、もうワイルドカードみたいな感じでいこうかなと。負けた選手を上げるって選択肢もまだあるんですが、1カ月あるので。MAXを盛り上げるという意味でも、負けた人が上がるよりも『なんだこいつは』みたいな、世界にはまだそういう選手がたくさんいるので、そういったところはいろんな知恵を使って。ちょうど来週からフィリピンとドバイに行くので、その足で世界を駆け巡って、選手を見つけてきます」と、自ら世界を渡り歩いて驚くような選手を発掘してくるとした。
あてはあるのか、と聞かれると「なんとかなると思っていて(笑)。面白い選手を連れてきますよ。今回のMAXの試合も強さとかみんな分かっているんですが、なんか幻想を抱かせるような選手を探してきたいです。セネガルとかって今アツいですよね。キャラも立っているような選手を探していきたいと思います」と、なんとかなるとする。
また、「日本人も含め検討していきたいと思います。多分、日本人の70kgって今あまり目立った選手がいない部分もあるので、そこら辺を踏まえて考えます」と、日本人選手も視野に入れるが、外国人選手になる可能性が高いと話した。





