▼DAY FIGHTメインイベント バンタム級 3分3R
×ルイ_KMG(クラミツムエタイジム/元スックワンキントーン認定スーパーフライ級王者、元S-1ジャパンレディース同級王者)
判定3-0 ※28-29×3
〇SHIORIN(=名前の後ろにハートマーク/GRATINESS/WMC日本女子スーパーバンタム級王者、ミネルヴァ同級2位)

ルイはヒジとヒザを得意とする純ムエタイスタイルで、2024年1月には『RWS~ラジャダムナンワールドシリーズ~』にも登場、今年4月の『スックワンキントーン』後楽園大会ではスーパーフライ級王者Micky (Y'sPromotion)との王者対決を制し連勝中。

対するSHIORINは名選手・大和哲也率いる「GRATINESS」の看板選手。今年3月には地元愛知での試合はダウンを奪い判定勝利。9戦6勝1敗2分と好成績を残しており、空手をベースとした攻撃力は女子随一の高い殺傷能力を誇る。

1R、じっくり構えるルイに対し、SHIORINは早いステップから飛び込んでのワンツー! 不意を突かれたルイは後方に吹っ飛びいきなりダウンを奪う。“ムエカオスタイル”(首相撲からのヒザを得意とするタイプ)のルイはローキックから入って前に出て組み付きたいところだが、SHIORINのフットワークにかわされペースを巻き返せない。

2R、ルイがさらに出足のスピードを上げいきなり組み付いて首相撲へ持ち込み、この体勢になるとやはりルイが有利か。しかし、SHIORINもカウンターで縦ヒジやパンチを当てていく。

3Rもルイが前進し、徹底して首相撲勝負でSHIORINの体力を奪う作戦だが、そのタイミングに慣れてきたSHIORINは右ストレートをクリーンヒットさせる。この一撃でやや出足が鈍ったルイにSHIORINは単発ながらパンチをヒット、途中ルイがヒジを当てるも決め手がなく終了のゴング。序盤にダウンを奪ったSHIORINが王者対決を制し、バンタム級のトップに君臨することとなった。


