▼NIGHT FIGHT セミファイナル 日タイ国際戦 55.5kg契約 3分3R
〇ティー・JSK(タイ/治政館)
判定3-0 ※30-28×2、29-28
×中島大翔(GETOVER/NJKFスーパーバンタム級6位)

ムエタイレジェンド選手ウティデート・ルークプラパーツ(2008年ムエタイ最優秀選手)を父に持つ、最強遺伝子のティー・JSKは7月の『スックワンキントーン』では元JKAフェザー級王者・皆川裕哉(KICK BOX)を判定で下し、国内では負け無しの連勝中。サウスポー独特の距離感支配とテクニックはまさに難攻不落を感じさせる。
対する中島は所属するGETOVERの中島稔倫会長(第18代全日本バンタム級チャンピオン/第2代NJKFフェザー級王者)を父に持ち、現在NJKFスーパーバンタム級6位で伸び盛りの注目選手。

1R、中島は早いリズムからジャブ、インロー。ペースがつかめないティーは遠い間合いからいきなり左ヒジを振り回し首相撲へ。中島は左前蹴りを顔面に当て、右ローから右ミドルのコンビネーションもヒットさせる。このラウンドはやや中島が有利か。
2R、リズムを取り戻したティーは遠い間合いから左ミドル、組むと再三中島のバランスを崩しリード。打撃勝負に持ち込みたい中島だが、間合いをうまくコントロールされなかなか懐に入ることができない。

そして3R、先に右ミドルを当てる中島だがそのままティーに組まれ体勢をコントロールされてしまう。逆にティーはサウスポー特有の遠い間合いからの左ミドルをヒットさせ印象が良い。余裕の出てきたティーは後ろ回し蹴りも見せ試合終了。判定は3-0でティーが勝利した。


