ムエタイ
ニュース

【BOM】奥脇竜哉、藤原乃愛、安部焰の3大WBCムエタイ世界タイトルマッチ、ONEムエタイ攻略へ向けてOFG王座を新設=品川朝陽が初代王座決定戦、横須賀市内の小中学生400名を無料招待

2025/08/29 12:08
【BOM】奥脇竜哉、藤原乃愛、安部焰の3大WBCムエタイ世界タイトルマッチ、ONEムエタイ攻略へ向けてOFG王座を新設=品川朝陽が初代王座決定戦、横須賀市内の小中学生400名を無料招待

WBCムエタイの世界3大タイトルマッチ、そして新設のBOM OFG王座決定戦が行われる(C)BOM

 2025年10月5日(日)神奈川・横須賀アリーナで開催されるBOMのビッグマッチ『Shimizu presents BOM OUROBOROS 2025』の主要対戦カードが発表された。


 3階級でWBCムエタイ世界タイトルマッチが決定。まず、WBCムエタイ世界フライ級(-50.80kg)タイトルマッチで王者の竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)が、同級5位のウェウワーオ・ウォー.ワンプロム(タイ)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。

 日本人として8人目のラジャダムナンスタジアムのタイトルを獲得するなど、同門の名高に負けじとムエタイで輝かしい実績を積んでいる竜哉は、昨年9月のWBCムエタイ世界フライ級王者決定戦でシヴァラット・ウォー リンティダを1RボディブローでKOしベルトを獲得。初参戦となった8月22日のONEではヌラペット・キーラスポートを2RKOで勝利し、インパクトを残した。


 今回の相手ウェウワーオは、2023年7月のBOMで名高を挑戦者に迎えてラジャダムナンスタジアムタイトルの防衛戦を行った元フライ級王者。その試合で名高に敗れて王座を失ったが、試合後の名高に「避け方や崩しのタイミングは負けていたなと正直自分の中では思っています」と言わしめた。サウスポーのフィームー(テクニシャン)で素早く的確なテクニックと殺傷力の高いヒジを武器にしている。竜哉は名高を苦しめた難敵を撃破しタイトル防衛なるか。


 WBCムエタイ世界ミニフライ級(-47.62kg)王座決定戦では、同級9位・藤原乃愛(尚武会 フジワラムエタイジム)が同級6位のカイケム・シットパナンチューン (タイ)と対戦。藤原は日本とタイでキャリアを重ね、前戦となった6月の『Road to RWS』ではサリカトーンをヒジによるカットでTKO勝利し13連勝をマーク。

 タイのマッチメーカーがイチ推しのテクニシャンで、タイ・イサーン地方45kg級王者のカイケムを倒し、地元横須賀で念願の世界タイトル獲得を狙う。


 WBCムエタイ世界ミニマム級(-47.62kg)王座決定戦では、同級6位の安部焰(エイワスポーツジム)が同級8位イムサイアム・トーテープスクワン(タイ/同級8位)と激突する。安部は現在7戦7勝(3KO)無敗のエイワスポーツジムの次世代トップファイター。まだ17歳ながらもハイレベルなムエタイテクニックでRWS関係者からの評価も高い。

 対するイムサイアムは17歳のテクニシャンで戦績は21勝11敗。


 また、BOMで遂にオープンフィンガーグローブのタイトルを制定。BOMプロモーション・中川夏生会長は「昨年、今年とBOMを多く開催できなかったので、今大会よりOFGのベルトを新設し、国内でもよりOFGの試合を盛り上げていき、ONEムエタイで活躍する選手をBOMから輩出していきたい」とOFGベルト新設に至った経緯を説明。そして「ONEだけでなく、来年はさらに力を入れてBOMからRWS、7chなどムエタイの第一線で活躍できる道を作っていきます」という。

 そこで初のBOM OFG王座決定戦としてフェザー級のベルトを懸けてWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者の朝陽・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)vs.ディーマックス JDムエタイジム(タイ)が決定。

 朝陽は6月のONE FFでペットプーパーから2度のダウンを奪って勝利している。今回対戦する16歳のディーマックスは力強いミドルキックを得意とするサウスポーの若き精鋭で戦績は70戦50勝20敗。高いKO率を誇る朝陽がKOでベルト奪取なるか。

 なお、今大会は横須賀市が後援、横須賀市内の小中学生を400名を無料招待することも決定した。

BOMプロモーション
「Shimizu presents BOM OUROBOROS 2025」
2025年10月5日(日)神奈川・横須賀アリーナ
開場12:00 開始12:15

<決定対戦カード>

▼WBCムエタイ世界フライ級(-50.80kg)タイトルマッチ 3分5R
竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界フライ級王者)
ウェウワーオ・ウォー.ワンプロム(タイ/同級5位、元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者/挑戦者)

▼WBCムエタイ世界ミニフライ級(-47.62kg)王座決定戦 2分5R
カイケム・シットパナンチューン (タイ/同級6位、タイ・イサーン地方45kg級王者)
藤原乃愛(尚武会 フジワラムエタイジム/同級9位)

▼WBCムエタイ世界ミニマム級(-47.62kg)王座決定戦 3分5R
安部 焰(エイワスポーツジム/同級6位)
イムサイアム・トーテープスクワン(タイ/同級8位)

▼BOM OFGフェザー級(-57.15kg)王座決定戦 3分3R
朝陽・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)
ディーマックス JDムエタイジム(タイ)

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント