▼第3試合 ONEアトム級ムエタイ 3分3R
×ヌラペット・キーラスポート(タイ)
KO 2R 2分22秒 ※右ハイキック
〇奥脇竜哉(エイワスポーツジム)

竜哉・エイワスポーツジムこと奥脇竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。

2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目の同世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目の同スタジアム認定ミニフライ級王者に就いた。

その他にもWBCムエタイ世界フライ級王座、ムエサイアム・イサーン・ミニフライ級王座、WMO 47kg王座と数多くのタイトルを獲得している。2025年5月のSPACE ONE×BOM合同興行で前ラジャダムナンフライ級王者ゲンウボンを初のOFGムエタイルールで破り、6月にはフアゲーウフアウェンをKOしている。

ヌラペットはONEで2戦して2連続KO負けとなっており、勝利が欲しいところ。

1R、竜哉が強い右ローで先制。続けて右カーフも蹴る。ヌラペットは左右フックで突進するが、竜哉はバックステップでかわす。ヌラペットが接近すると竜哉はボディロックしてその動きを止める。接近戦で思い切り左右フックを振り回すヌラペット。

竜哉は右カーフを連打して右の高めのミドル。ヌラペットが左フックで前へ出てくると左フックを合わせた竜哉だが、2度目の打ち合いでの左フックでダウンを奪われる。今度は竜哉が前に出て右フック。右ローから左右フックを打つ。

2Rも右カーフから入っていく竜哉が圧をかけていくが、ヌラペットは思い切り左右フックを振って迎え撃つ。左右フック、右ローで攻める竜哉だが、パンチを打ちに行くとヌラペットが左右フックを振り回す。竜哉の右ハイはヌラペットが肩口で受け止めて押し倒す。

ヌラペットの左の蹴りをキャッチした竜哉は左フックでダウンを奪い返す。一気に攻める竜哉だが、ヌラペットはロープを背負いながらも左右フックを振り回し、竜哉を迎え撃つ。一度離れて再び打ち合いに行くと見せかけた竜哉は、ヌラペットが左フックを打って来るところへ必殺の右ハイキック。ヌラペットは前のめりにダウンし、レフェリーが即座にストップした。

逆転KOに成功した竜哉は勝利者インタビューで「ダウン取られた時は冷静に行こうと思って。でも全然効いてないのでダウンしたとは思ってないです。ずっと練習してきたローを効かせて、セコンドの声が聞こえてハイキックを当てることが出来ました」と答える。

竜哉は35万バーツ(約155万円)のボーナスを手にし、「チャトリさん、ありがとうございます。お金大切に使います」と笑顔で語った。
#ONEFridayFights121 速報📣
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) August 22, 2025
初回Rにダウンを奪われた奥脇竜哉🇯🇵が
2Rにヌラペット🇹🇭を豪快ハイキックKO😱💥
ONEデビュー戦勝利の奥脇は
パフォーマンスボーナスも獲得💰
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