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【NEXUS】ウィルキンスが体重超過の小川健晴を極めてライト級王座戴冠、堀本祐惺が彪司に判定勝ちでSTRIKEスーパーバンタム級王者に。CRAZYルールで北野一声と齊藤淳が3Rベアナックルまで大熱戦、ウェルター級T決勝は悠太vs.森に!

2025/08/03 17:08

▼第8試合 NEXUS CRAZY RULE 59.0kg契約 3分3R
1R:ムエタイ 2R:MMA 3R:ベアナックル ※インターバル2分間
×齊藤 淳(ReBORN経堂)
[判定0-3] 

〇北野一声(SONIC SQUAD)

 1Rがムエタイ、2RがMMA 、3RがベアナックルというCRAZYルールに、八景ジム時代にキックボクシングから始めた、現フライ級コンテンダーの北野一声が参戦。北野は2025年3月の荻輔祐輔とのフライ級王座を賭けた再戦でスプリット判定負けからの復帰戦。

 齊藤淳は、CRAZYルール発案者にして経験者。WMC日本スーパーフェザー級ではテープジュン・サイチャーンのリングネームで」王者にも輝いた。11月のFighting NEXUS vol.37で村田純也に2R 腕十字で敗れている。前戦の経験をいかに活かすか。北野が1Rのムエタイルールをどう戦うかにも注目の一戦だ。試合は59.0kg契約で行われる。

 1R、ボクシンググローブのムエタイルール。左フックをヒットさせる北野は左ミドルも当てるが、齊藤は首相撲ヒザからケージに押し込みヒジ。

 後半は北野を下がらせ左前蹴り。北野も立ち合い、左を突く。北野の左ミドルを掴んだ齊藤がヒザ蹴り、右を当てるがゴング。

 2分間でグローブを装着しないと判定に響くインターバル。2Rのオープンフィンガーグローブ戦へ。

 2R、OFG戦。北野は左を振って連打で前に。テイクダウンを封印か。ニータップに崩れた齊藤に足関節、ストレートフットロックも、齊藤も蹴り上げで脱出。押さえ込みにはいかずスタンド勝負の北野。

 スタンドに戻し右の蹴りを上下に打ち分け、ヒザ、詰めてのヒジを狙い。北野の左オーバーハンドを被弾もゴング。3Rのベアナックル戦へ。

 3R、NEXUS初のCRAZYルールに突入。ベアナックル戦。バンテージのみの両者。左の強打の北野にインサイドから左を突く齊藤。ジャブ、前蹴り。北野の左フックに右アッパーを合わせにいく。さらにボディ打ち、詰めて首相撲。右目を腫らした北野は左オーバーハンドをヒット、齊藤の詰めに頭を振ってスウェイ。右前手を突いて立ち合い、判定へ。

 判定3-0で北野が勝利。試合後、「齊藤選手めちゃめちゃ強かったです。打たれ強くてびっくりしました。しょっぱい試合で申し訳ないですけど、今回、フライ級でやりたいと言ったら相手がいなくて、ぜひ荻窪選手と、返上するなら誰かとタイトル戦をやらせてください」とマイク。そこに竹内“クレイジーバスター”悠がケージインし、「俺とやりましょう」と対戦をアピールした。

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