朝倉未来の勝利は認められない、と何度も繰り返したクレベル
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の第15試合RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)に判定2-1で敗れたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が試合後インタビュ―に答えた。以下、その全文。
彼が自分に勝てる唯一の方法は判定
「盗まれた、今日。私は信じない。彼は勝ってない。絶対勝ってない。RIZINのスタッフ、レフェリー、みんなごめん、でも私今日は信じない。私、絶対今日負けてない。ごめんなさい」
「朝倉選手のことは選手としてリスペクトしていますが、今夜の結果は本当に盗まれた勝利だと思っています。自分が思ってる以上にいろいろなことが絡んでいて、絶対に今回は自分は負けたとは思っていません。ひとつ言えるのは今夜、朝倉選手はベッドに寝転がった時に落ち着いて眠ることはできないと思います。彼自身も自分が負けたというのを分かってるはずです。
自分は負けることももちろんありますが、今日みたいな負け方は絶対にありえないことです。もし自分が反対の立場でこのような勝利だったら絶対に眠ることなんてできません。自分はもうBreakingDownでも明日でも道でも、どこでももう1回彼とやりたい、再戦したいと思います。喧嘩もしたいと思います。明日道場に殴り込みに行ってもいいぐらい思っています」
「もちろん納得言ってませんし、絶対これは自分は認めません。さっきも言ったように自分は金原選手には負けました。ピットブルにも負けました。シェイドゥラエフにも負けたけれど今日は負けてません。絶対これは納得できません」
――RIZINに抗議のようなものをする可能性は?
「抗議をするわけではないですけれども、この判定には自分は絶対に納得していません。RIZINのことはリスペクトしてますし、何年間も一緒に働いてきた素晴らしいところだと思うんですけれども、今回の判定というのは試合ではなく、ファンの声援ですとかそういった他のものが要因になってると思います。朝倉選手が自分に勝てる唯一の方法は判定でしかないと思っています」
「先ほど言ったのは言っただけで、実際にそれをするということではありません。数年前ならやっていたかもしれませんが、自分はもうそんな人ではありません。ですが、絶対に再戦したいということです。もう1度この試合をやりたい。彼は喧嘩するとかよく言うんですけども、今日戦ってみて全然そんなことはなかったですし、彼の目に怖さというのも見えてました。全然攻めてこなかったので。彼が自分に勝てる唯一の方法は判定でした」
――これで1勝1敗。未来選手も試合後にもう1回やろうとマイクで言っていた。クレベル選手としてはダイレクトでもう1回やりたいのか?
「もちろんダイレクトリマッチがしたいです。今日勝ったのは自分です。なので大晦日でもいいですし、いつでもいい。彼の勝利を今日自分は絶対に認めません。で、これで彼が引退すると言っても自分はBreakingDownまで彼を追います」

――もし再戦した場合、今日の戦い方・戦略は変える? それとも同じような作戦で一本を狙う?
「殺す。そうじゃないと自分が勝ったと認められないようですから。今日の勝利というのは絶対に認めません。認められません」
――こんな感情になったのはいつ以来?
「こういう怒りは長い間感じていませんでした。それは自分が神様に与えてくれた試練かもしれなくて、自分が見えないところを見せてくれてるようにしてくれているのかもしれませんが、前回シェイドゥラエフ選手に負けた時は自分が間違えた部分があったんです。それは認めます。ですが今回は、自分は間違いを犯していません。今回この試合のためにたくさんのことを犠牲にしました。家族と過ごす時間も犠牲にしましたし、自分は今回間違いを犯してないので今回の勝利を本当に盗まれたように感じます」







