MMA
インタビュー

【RIZIN】クレベル・コイケ、試合後の怒りのコメント全文「今回の判定は試合ではなく、ファンの声援とかそういった他のものが要因になっている」「ヒジ以外何も打撃を受けてません」

2025/07/28 06:07

唯一の有効打はグラウンドのヒジだけ


――4年前に初めて戦った時と比較して朝倉選手はどうだった?

「4年前との違いは、4年前は彼は喧嘩を本当に仕掛けてきたと思いますが、今回はそうではなかったです。彼は自分と喧嘩したら負けるって分かっています。もちろん彼はMMAでも進化しましたし、ディフェンスの面も進化しましたが、彼は今日はただサバイブしただけです。唯一の有効打は彼がグラウンドで自分に与えたヒジですね。それ以外はビデオを見てみたら皆さん分かると思うんですけど、自分は何も打撃を受けてません」

――自分が勝ったと思う根拠は?

「自分の方が前に行きましたし、攻めていましたし、フィニッシュに向かって戦っていたと思います。今回朝倉選手は何もしてないです。前にも来てませんし、何もしてない状態だと思いますね。彼は今日勝ったのではなくて、フィニッシュされるのを避けていただけだと思います」


――自分が極めきれなかったのは何が原因?

「それは自分がポジションで間違えてしまったところもあります。ですが自分の頭の中では自分が勝っているとずっと思っていたんです。なぜならRIZINの判定というのはどれだけアグレッシブだとか、どれだけフィニッシュに向かって自分が相手を攻めているのかというのがポイントになるので、自分の頭の中では勝ってたと思っていたのでそれ以上リスクを犯したくないということもありました」


――応援してくれた方に何かメッセージを。


「自分は自分より強い相手に負けた時は負けを認めますが、自分より弱い相手に負けた時は絶対に負けは認めません。ファンとRIZINにはいつも感謝してます。自分はRIZINで14試合やっていて、メインイベントもたくさんはっている選手です。RIZINとは長い間たくさんやってきていて、それもすごく感謝しています。でも今日負けたことはどうしても認められない。

 自分は喜怒哀楽の感情を表現するタイプで、悲しい時は悲しい、嬉しい時は嬉しい。間違う時もあります。人間なので人は誰でも間違うことはあります。今日自分が負けて喜んでる人もたくさんいると思いますが、自分を応援してくれてる人というのがたくさんいるのも知っています。家族ですとか大事な人、そして神様ですね。自分がやりたいことをやらせてくれている神様に感謝します。自分を支えてくれてる人がどれだけ自分の後ろにいるかというのも知っています。それには感謝しています。みんなありがとうございました。今日はごめんなさい。ちょっと怒ってすいませんでした」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント