KNOCK OUT REBELS SIRIES.42025年7月5日(土)福島・KNOCK OUTアリーナ常葉※KNOCK OUT公式YouTubeにてLIVE配信中選手プロフィール
▼第13試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント決勝 1R3分・2R2分・3R1分×木村亮彦(KNOCK OUTクロスポイント大泉)判定1-2 ※29-28、27-29、28-29〇石田 協(K-1ジム相模大野KREST)※石田がトーナメント優勝。
トーナメント決勝戦は、KNOCK OUTの木村とK-1グループから参戦した石田の戦いとなった。
1R、互いに蹴りを多用してストレート、フックにつなげる展開の中で、サウスポーの石田の左ストレートがヒットし、木村がダウン。さらに強烈なサッカーキック。しかし木村はすぐに立ち上がり、ボディロックや首相撲でこのピンチを凌いだ。
2R、打ち合いから木村が引き込むような形でグラウンドになり、石田がヒジを見舞うがブレイク(※テイクダウンした段階で下の選手がボディロックしていたら上の選手はKO出来る打撃を出せないとの解釈で即ブレイクとなる)。これに抗議する石田。再開すると木村の左フックがヒットして石田が一瞬グラつくが、今度は石田が組んでこのピンチをしのぐ。木村はヒザ。
3Rは両者フルスイングのフックで打ち合い、組むと木村はヒザ蹴り。フックをヒットさせるのは石田。木村は組んでのヒザで応戦するが、石田がフックで木村にロープを背負わせる。
判定は2-1と割れ、石田が勝利。石田はガッツポーズで勝利の雄叫びをあげ、男泣き。
山口元気KNOCK OUT代表は「K-1の宮田さんから推薦をいただいて参戦してもらったんですけれども、こうやっていろいろな団体から稼ぎたい、のし上がっていきたいと参戦していただくのはいいことだと思います。石田選手が優勝したことでいろいろな団体の選手が俺も参加できるんじゃないか、稼げるんじゃないかと思ってもらえるいい優勝だと思います。石田選手には継続して参戦していただきたいと思います。UNLIMITEDを引っ張っていきただきたいと思います」と総括。
優勝した石田は「こんな遠くまで応援に駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございます。まだ実感できないですけど危険なUNLIMITEDルールで全試合KOして優勝することが目標だったんですが、準決勝・決勝と判定で行ってしまって悔しい部分もあるんですけれど、優勝するんじゃないかと思われる中で獲り切れたのは大きな進歩になったと思います。この機会をくださりありがとうございました」と語った。
石田には優勝トロフィー、そして優勝賞金100万円が贈呈され、ラウンドガールが持ったハンドガンからお金の雨がリング上に降り注いだ。
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▼第12試合 KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約 3分3R延長1R〇武内晴信(TEAM PREPARED/RUSH ON 65kg初代王者)KO 1R 2分40秒 ※3ノックダウン×浅川大立(MWS/元INNOVATIONフェザー級王者)
1R、武内はローで相手を誘い、浅川がパンチやローを返してくるとすかさず右ストレート、左フックの強打。一発一発が強い武内に浅川も打ち合いに応じるが、右クロスでダウンを喫する。
立ち上がった浅川に右ストレートと左フックの強打で襲い掛かる武内。浅川も打ち合うが右ストレートで2度目のダウン。最後は武内のラッシュで浅川がロープを背負い、レフェリーがストップ。武内が自慢の強打を見せつけて元イノベーション王者から初回KO勝ちを奪った。
武内はマイクを持つと「また1Rで勝つことが出来てよかったです。前回後楽園ホールで1R KOで思い切り負けて悔しい思いをしたんですが、今回凄し取り返せたかと思います。また面白い試合をするので僕の試合を見に来てください」とアピールした。
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▼第11試合 KNOCK OUT-BLACKバンタム級 3分3R延長1R×前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)KO 1R 1分22秒 ※左フック〇川端駿太(SHINE沖縄/TENKAICHIバンタム級王者)
1R、前田はジャブ&ローに左ミドルも織り交ぜる。川端は左フックを強振するが、前田はディフェンス。快調に蹴りを見舞っていった前田だが、左ローを蹴った直後に川端の左フックがさく裂。川端の一発KO勝ちとなった。
川端はマイクを持つと「前回1回目に出させてもらってKO負けしちゃってそこから考え直して練習して、キャリア初のKO勝ちして嬉しいより安心の気持ちの方が大きいです。これからどんどん上がって行くので応援よろしくお願いします」と話した。
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▼第10試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント準決勝 1R3分・2R2分・3R1分〇石田 協(K-1ジム相模大野KREST)判定3-0 ※30-27×3×高橋秀駿(リバーサルジム立川ALPHA)
1Rはほぼキックボクシングの展開に。ワンツー・ローで攻める石田に高橋は右ストレートを強打。石田が一度テイクダウンを奪ってパウンドを打つ。右ストレート、左フックで前へ出る石田を高橋はフルスイングの左右フックで迎え撃つ。組んで高いに足の甲を踏み合う場面も。
2R、両者パンチを放って前へ出て組み合うと互いの足の甲を踏み合う。石田は関節蹴りも繰り出し、左右フックで前へ出る。
3R,左ハイを連打した石田は押されて倒れ、高橋がパウンド。立ち上がると石田はミドル、ローを蹴り高橋がワンツーで前へ出る。石田は組んでの左ヒジで対抗。
判定3-0で石田が勝利、木村が待つ決勝へとコマを進めた。
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▼第9試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント準決勝 1R3分・2R2分・3R1分×町田 光(飯伏プロレス研究所)判定1-2 ※27-30、29-28、28-29〇木村亮彦(KNOCK OUTクロスポイント大泉)
三浦が脳震盪のため準決勝を棄権、第1リザーバーのカトウも消耗が激しく棄権したため、三浦と準々決勝で対戦した町田が敗者復活。木村と準決勝を争うことに。
1R、蹴っていく町田に木村は右ストレートを合わせに行き、町田のパンチには右ローを合わせる。パワフルな右ローを蹴る木村は打撃の中からテイクダウンも仕掛けるが、これは町田がロープを背にしてディフェンス。町田は居合パンチも放つが木村は動じない。右フックで倒れた町田に木村はパウンド。くんでのヒジも見せる。
2R、町田は飛び込んでのジャブを多用、飛び込んでの左ボディも繰り出す。パワフルな右フックを打つ木村だが、消耗があるか町田が盛り返した印象。
3Rは両者ともフックで攻める。互いにテイクダウンを狙い四つの攻防も。町田は飛び込みのジャブ、木村は左右フックを振って前へ行きテイクダウンも狙う。
判定は2-1と割れ、木村が決勝進出を決めた。
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▼第8試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R〇宇山京介(KNOCK OUT クロスポイント渋谷)判定3-0 ※30-25×3×加古大晴(team Bonds)
1R、宇山が左ボディからのヒザ、加古はジャブを突いて右ストレート。加古が中盤から右ローをタイミングよく当て始め、この右ローをしつこく蹴っていく。
2Rも右ローを中心に攻めていく宇山。ローだけでなく、左フックの連打や左ボディ、ヒザも放って攻撃を散らしていく。ワンツーを出す加古だが手数が少なく、ラウンド終了間際にワンツーの連打で宇山がダウンを奪った。
3R、右ローを蹴っていった宇山が左ハイキックでダウンを奪う。立ち上がった加古に宇山は左右フック、アッパーでラッシュをかけて加古をロープへ釘付けに。しかし、ここで加古が諦めずにワンツー、左右フック、ハイキックで逆襲を開始。宇山も打ち合って激しく打撃が交錯したが、宇山の優勢は最後まで動かず。
大差の判定で宇山が勝利した。
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▼第7試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R〇宮本雅大(ハーデスワークアウトジム/JAPAN CUP 64kg王者、BOM 67kg王者)KO 1R 2分56秒 ※左ストレート×暖(GODBLESSGYM)
1R、積極的に手数を出して攻めていくのは暖。左右フックと右ロー。サウスポーの宮本は左ストレートと左ミドルで対抗するが、序盤は暖の勢いに押され気味。
左ボディも決めて攻める暖だったが、宮本がワンツーを綺麗にヒットさせてKO勝ちとなった。マイクを持った宮本は「ガンガン来るタイプで苦手だったんですけれどKO出来てよかったです」と語った。
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▼第6試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント準々決勝 1R3分・2R2分・3R1分〇高橋秀駿(リバーサルジム立川ALPHA)KO 1R 0分44秒 ※左ボディ×平石公介(和術慧舟會HEARTS)
1R、平石が前に出てパンチで攻めていくと高橋もこれに応戦。平石はダブルレッグでテイクダウンするがブレイク。立ち上がると高橋が左右フックを繰り出し、平石は突然ガードを固めて防戦一方に。
そこへ高橋の左ボディをもらってダウン。高橋のKO勝ちとなったが、平石は右肩を脱臼したようだった。
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▼第5試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント準々決勝 1R3分・2R2分・3R1分〇石田 協(K-1ジム相模大野KREST)KO 1R 1分07秒×羽村りょうたろう(CANDY GYM)
1R、積極的に打撃を繰り出していくのは羽村だったが、石田が左ストレートでダウンを奪い、倒れてロープにもたれかかった羽村へサッカーキックの2連打。石田が見事なKO勝ちを飾った。
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▼第4試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント準々決勝 1R3分・2R2分・3R1分〇木村亮彦(KNOCK OUTクロスポイント大泉)KO 1R 0分44秒 ※右フック×守谷佑介(フリー)
1R開始と同時に左フックを強振して前へ出る守谷に木村も左フックで対抗。打ち合いの中で木村はテイクダウンもする。左フック強振の守谷が前に出るが、木村がさばいての右フックを直撃させ、豪快な秒殺KOで幸先のいいスタートを切った。
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▼第3試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント準々決勝 1R3分・2R2分・3R1分×町田 光(飯伏プロレス研究所)判定0-3 ※25-30×3〇三浦健人(パラエストラ広島)
1R、互いにジャブを打ち合う中、三浦のジャブが的確に決まる。待ちだが打撃で前へ出てくるとダブルレッグでテイクダウンを奪い、ヒジを見舞う三浦。町田はスタンドで居合パンチを繰り出して組み付いてのヒザもテイクダウンされてしまう。
2R、町田は首相撲からのヒザに活路を見出そうとするが、三浦にダブルレッグでテイクダウンされてしまう。三浦のテイクダウンを防ぐ場面もあった町田だが、反則の後頭部へのヒジを見舞ってしまい試合は中断。ロープ掴みの反則もあったため町田は減点1。
3R、三浦はボディロックからのテイクダウン。スタンドに戻ると町田は得意の飛びヒザを繰り出すが受け止められてテイクダウンされる。その後もテイクダウンされて町田は打撃を活かせず、試合終了ゴングの後に町田がヒザを見舞ってしまいさらに減点1。
大差の判定で三浦が勝利し、町田は準々決勝で姿を消した。
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▼第2試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント リザーブマッチ第2試合 1R3分・2R2分・3R1分×タクミ(富士見group)判定0-3 ※27-30×3〇テヘラン・カトウ(和術慧舟会HEARTS)
1R、カトウが右のパンチからテイクダウンを何度も決め、リフトアップしての豪快なテイクダウンも見せてパウンド、踏み付け、ヒザ蹴りと圧倒。サウスポーのタクミも左ストレート、左ミドル。テイクダウンされると下からの蹴り上げを放つがカトウのラウンドに。
2Rは両者ともやや手数が減るが、カトウが左右フックで前へ出る。タクミも左ストレート。序盤はカトウが再びテイクダウンしてサッカーキックを繰り出したが両者スタンドで見合った。
3R、カトウがリフトアップしてのテイクダウンからパウンド、踏み付け。タクミも下からの蹴り上げを顔面へヒットさせる。タクミのダブルレッグを潰したカトウがパンチを打ち続けて試合終了。フルマークの判定勝ちで第1リザーブ権を手にした。
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▼第1試合 UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント リザーブマッチ第1試合 1R3分・2R2分・3R1分藤橋チャンミン試合中止平出雄大