▼第9試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
〇松本天志(TARGET SHIBUYA/同級2位)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
×平山裕翔(TEAM TEPPEN/同級6位、King of Rookie 2023 -51.5kg級優勝)

松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝で、2021年8月にRISEでプロデビュー。3戦目で初黒星を喫するが、2023年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」で大方の予想を覆し、空龍と塚本望夢の優勝候補2人を下し下剋上を果たして優勝。7月には弾丸風太も初回KOに沈め、6連勝と勢いに乗っていたが10月の第2代RISEフライ級王座決定戦で数島大陸に敗れて連勝がストップ。拠点を東京に移して臨んだ2024年3月の那須川龍心戦で判定負けと連敗を喫したが6月の寛人戦、8月のJIN戦と連続初回KO勝ち。12月には麗也に判定勝ちで3連勝となったが、2025年2月に再び数島に敗れた。戦績は11勝(6KO)4敗。

平山は2023年9月に『Stand up』でプロデビュー、King of Rookie 2023 -51.5kg級で優勝して2024年5月からRISEに参戦。末國龍汰には初黒星を喫したが、2025年3月の前戦では弾丸風太に1Rで反則勝ち。戦績は4勝(1KO)1敗のサウスポー。

1R、両者サウスポー。右インローと左ローで前足を狙う松本。互いにジャブを突き、松本は左カーフも蹴る。ジャブを突いていく松本に平山は前蹴り、ワンツーから右ミドル。両者とも距離がまだつかめてないか、空振りが続く。

2R、松本は左カーフを連打、平山は松本の蹴りをキャッチするとそのままヒザを突き刺し、ボディを打つ。ここから平山のテンカオが当たりだすが、松本の左フック強打がヒット。

松本は右フックから後ろ蹴り、平山にロープを背負わせて右ボディ。左ボディからの右フック、続けて左フック。松本が平山をロープへ釘付けにし、左フックをねじ込むように打つ。

3R、まるで2Rの続きのように平山にロープやコーナーを背負わせる松本。左ショートフックから左ロングフック、右フックからの左ボディ。平山は右ローで対抗するが、松本は左ストレート、右ボディからの右アッパー。スーパーマンパンチのような左フックも連続ヒット。松本は低い体勢からアッパーを突き上げる。

松本はマイクを持つと「前回負けてしまって今回はどうしても勝ちたくてあまりイケイケのスタイルではいけなかったんですが、もっと進化を遂げたいと思います。怪我はないので僕はいつでも試合できるのでこれからもよろしくお願いします。今日はお母さんの誕生日なので、お誕生日おめでとうございます」と母にメッセージを送った。



