▼第5試合 RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーライト級(-65kg)リザーブマッチ 3分3R延長1R
〇野村太一(K’Bスポーツジム/第7代Bigbangウェルター級王者)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×森本現暉(猛者連精華支部華一門/同級9位、JAPAN CUP KICKウェルター級王者)
※本戦の判定は29-28、29-29×2。
野村は9勝(3KO)4敗の戦績を持ち、ほぼBigbangで戦績を重ねてきた。2024年2月のRISEでは麻火佑太郎に判定負けを喫したが、10月のBigbangウェルター級王座決定戦でK-1グループのFUMIYAを1Rわずか12秒、右フックでKOして王座に就いた。12月にはジャパンキックのウェルター級王者・政斗に判定勝ち。2025年3月には平山迅をTKOに破り初防衛に成功している。
森本は空手をバックボーンに持ち、戦績は12勝(8KO)2敗。AJKNスーパーライト級王座、RKSウェルター級王座、JAPAN CUP KICKウェルター級王座の三冠王で6連勝(2KO)中と絶好調。

1R、パンチで前に出る野村にサウスポーの森本は左ミドル。野村が打ってくるところに左のカウンターを放つ森本だが、すぐに野村が打ち返す。森本の右フック、左ストレート、ヒザ。野村のパンチをノーガードになってスウェーでかわしていく森本は目の良さを発揮する。相打ちが多い中、森本は前に出る野村にジャブ、右カーフを当ててのヒット&アウェー。

2R、野村がジャブから左フック、森本は左ミドルで対抗する。距離を詰めて左右フックを打つ野村。森本はよく見てかわすと左ストレート。野村が右フックを強打して前へ出ると、森本は至近距離でアッパーを突き上げる。

森本の左ボディダブルに野村も左フックを返す。左三日月から飛び込んでの左をヒットさせる森本。野村はワンツー、左フックで攻めるが森本は左の三日月と後ろ蹴り。的確に細かくヒット数を重ねていく森本に対し、野村は一発の強さがある。

3R、野村が左右フックとジャブでどんどん前へ出ていき攻めるが、森本はカウンターの飛びヒザ。左フックをヒットさせた野村が森本をコーナーへ詰めて左右福を見舞うが、森本は離れていく。距離を詰めて強打の野村は森本は細かく当てる。

ここへ来て野村の左右フックが森本を明確に捉え始めた。森本も打ち返すが野村の一発のインパクトが強い。打ち合いになるとヒットを奪うのは野村。森本もヒザと左ミドルで必死の応戦。

本戦の判定はドロー、延長戦へ。ジャブと左ストレートを当てながら回り込む森本に野村は距離を詰めての打ち合いへ持ち込む。左アッパーは森本。野村が左右ボディを打てば森本はアッパーを打つ。森本はジャブ、ヒザを蹴って組み付いてしまい野村のパンチを防ぐ。野村の左右フックに森本はヒザを突き上げるが鼻血を出す。森本が飛びヒザ、野村は打ち合おうとカモンゼスチャーを見せるが森本はヒザから組み付く。




