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【PFL】元同門対決ペティスがストッツに打ち勝つ。ミドル級はデイビスvs.ロスタ、ライトヘビー級はコーリーvs.カルロスJr、ヘビー級はロマノフvs.ポポフの決勝に。アリ孫が初一本負け! アルブレックソンは3連続TKO負け

2025/06/28 09:06

▼ヘビー級準決勝 5分3R
〇オレッグ・ポポフ(ロシア)249.2 lbs
[判定3-0] ※30-27×3
×ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)257 lbs
※ポポフが決勝進出

 ヘビー級トーナメント準決勝。ナシメントは、24年11月のUFCロマノフ戦の判定負けの2連敗でリリース。PFLトーナメント一回戦ではエイブハム・バブリーにスプリット判定勝ち。12勝3敗。

 ヒョードルチームのポポフは昨年準優勝者。決勝でデニス・ゴルソフの三角絞めに一本負け。25年5月の1回戦では欠場したリントン・ヴァッセルの代役のカール・ウィリアムズにスプリット判定勝ち。20勝2敗。

 1R、ポポフは右カーフ、打ち合いに応じるナシメントにシングルレッグテイクダウン。片ヒザ立ちで左小手のナシメントに右で差して、ナシメントの左足を右ヒザ裏で挟む。左でこつこつ叩くポポフ。左足を抜いて立ち上がったナシメントに左ヒザを突くポポフ。

 正対したナシメントを煽って脇を潜ったポポフは再びバッククリンチから崩し。左足を挟み、片ヒザ立ちのナシメントに背後から細かいパンチ、ヒザ。

 2R、ワンツーから右で前に出るナシメントにシングルレッグテイクダウンのポポフ。ナシメントは金網まで這って背中を立てる。右足を両足で挟むポポフに、フルガードに入れるナシメントは、腰を切って背中を譲って立ち上がり。押し込むポポフだがブレーク。

 スタンド再開も迷わずすぐに組むポポフは右を差して押し込み。離れてもすぐに右を突き押し込み。頭を押して崩したナシメントだが、ポポフがすぐに立ち上がりゴング。

 3R、右アッパーを突くナシメントに、ポポフは距離を詰めて左右を連打、ケージまで詰めて右ストレートを当てて右差しで押し込み。いったんは突き放したナシメントだが、ポポフの右からの押し込みに再びケージを背に。離れたナシメントだが、ポポフの圧力に後退。ポポフのシングルレッグを一度は切るが、2度目で金網まで押し込まれる。

 突き放したナシメント。右から左もポポフが動きを止めて見るところに攻めていけない。ポポフの前進にヒザを狙うナシメントだがヒットせず。ナシメントが詰め返してゴング。

 判定3-0(30-27×3)のフルマークでポポフが勝利。決勝進出をきめた。

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