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【PFL】元同門対決ペティスがストッツに打ち勝つ。ミドル級はデイビスvs.ロスタ、ライトヘビー級はコーリーvs.カルロスJr、ヘビー級はロマノフvs.ポポフの決勝に。アリ孫が初一本負け! アルブレックソンは3連続TKO負け

2025/06/28 09:06

▼ライトヘビー級準決勝 5分3R
〇アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)205.6 lbs
[判定3-0] ※29-28×3
×サイモン・パウエル(英国)205.8 lbs

 ライトヘビー級トーナメント準決勝。柔術ベースのカルロス・ジュニオールは、21年1月のUFCブラッド・タバレス戦の判定負け後、同年4月からPFL参戦で、初参戦優勝。25年の一回戦はカール・ムーアに判定勝ち。18勝6敗。35歳。

 対するパウエルは、一回戦で元RIZIN&Bellatorのカール・アルベクツソンと対戦。2RにケKO勝ちしている。11勝2敗。26歳。

 1R、右ロー左ジャブのパウエルにワンツーで詰めたカルロス・ジュニオールが右で差して組み。右ヒザ。突き放したパウエル。すぐに詰めるカルロス・ジュニオールは右を突く。パウエルの右カーフをかわしたカルロス・ジュニオール。

 詰めて右突きダブルレッグも回るパウエル。右ストレートのダブルを突くカルロス・ジュニオール。ガードで受けるパウエルは左回りから跳びヒザを見せる。

 2R、ローキックからシングルレッグテイクダウンのカルロス・ジュニオール。ギブスの立ち上がりにバッククリンチから崩し。立つパウエルになおもバッククリンチから足首に背後から蹴り。パウエルは正対して離れる。

 左ジャブのパウエル。互いの右が交錯。ジャブを突くパウエル、右ボディストレート。しかし、カルロス・ジュニオールがダブルレッグでケージまでドライブ。ボディヒザも突き放したパウエルが右から左の蹴り。回ってかわしたパウエルがタックルも切ったパウエル。右前蹴りをアゴもとに突く。

 3R、先に中央に詰めるカルロス・ジュニオール。パウエルはワンツーを返すが、カルロス・ジュニオールの圧力に後退。シングルレッグのカルロス・ジュニオールをケージ背に差し上げるパウエル。そこに右ヒジを突いて離れたカルロス・ジュニオール。

 スタンド。右ストレートを突くカルロス・ジュニオール。潜って左に回るパウエルだが手数は少ない。追うカルロス・ジュニオールは右のダブルで詰めてシングルレッグ。片足立ちで切ったパウエルはジャブ。カルロス・ジュニオールのシングルレッグを切ると、引き込みガードに。そこに入って行きパウンドを届かせるパウエル。トップで攻めたままゴング。

 判定3-0(29-28×3)でカルロス・ジュニオールが序盤のリードで勝利。

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