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【PFL】元同門対決ペティスがストッツに打ち勝つ。ミドル級はデイビスvs.ロスタ、ライトヘビー級はコーリーvs.カルロスJr、ヘビー級はロマノフvs.ポポフの決勝に。アリ孫が初一本負け! アルブレックソンは3連続TKO負け

2025/06/28 09:06

▼ライト級 5分3R
〇ロニー・ギブス(米国)154.4 lbs
[2R 2分45秒 肩固め]
×ビアッジオ・アリ・ウォルシュ(米国)155.8 lbs

 ライト級。モハメド・アリの孫ウォルシュは26歳でプロMMA2勝0敗。アマチュアMMAから24年2月にプロデビュー戦を判定勝ち。2戦目は右オーバーハンドで1R KO勝ち。対戦相手はいずれも黒星先行選手だった。

 対するギブスは31歳でプロMMA1勝0敗。25年3月のデビュー戦で2R TKO勝ちもフェザー級で体重超過。今回はライト級に上げて臨む。

 1R、ともにオーソドックス構え。サイドキックのギブスの組みを切るウォルシュ。右カーフの打ち合いから詰めるウォルシュは左でダウンを奪うと、慌てずじりじり詰めて左ボディストレート、さらに右ストレートで崩して組みに来たギブスをがぶりからバックに。

 立ち上がるギブスにヒザもローブローで中断、再開。左の前蹴りのギブスをかわして右ストレートを突くウォルシュ。そこにダブルレッグテイクダウンのギブスだが、ケージ背に立つウォルシュは、ギブスの右をかわして右。ギブスの組みを切る。ギブスの左オーバーハンドをかすめたウォルシュだが、左を返してテイクダウン。ゴング。

 2R、右ロー、右後ろ廻し蹴りのギブスをかわしたウォルシュは左から右をヒット。ギブスは左ミドルを当てるも、右ストレートを当てて前に出るウォルシュ。そこにギブスがシングルレッグテイクダウン!

 ハーフガードからヒジ、パウンド。動けないウォルシュ。止められそうになるが、背中を向けたところで脇に頭を入れたギブスが、肩固め! いったんは両手をクラッチして凌ごうとしたウォルシュだが固められ、レフェリーが間に入った。ギブスが一本勝ち。

 試合後、ギブスは「俺がアンダードッグだったけど、牙のあるアンダードッグさ。彼は本当に手強い男で、また頭から突っ込むしかなかった。打撃を受けることは分かっていたが、勝つことができると信じていた。どんな状況でも勝つ方法を見つけることができると知っていた。テイクダウンできると思っていた。次は準備はできてるけど、絶対に145ポンドに戻す」とフェザー級に戻すと語った。

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