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【PFL】元同門対決ペティスがストッツに打ち勝つ。ミドル級はデイビスvs.ロスタ、ライトヘビー級はコーリーvs.カルロスJr、ヘビー級はロマノフvs.ポポフの決勝に。アリ孫が初一本負け! アルブレックソンは3連続TKO負け

2025/06/28 09:06

▼ライトヘビー級準決勝 5分3R
〇サリバン・コーリー(米国)205.6 lbs
[判定3-0] ※30-27×2、29-28
×フィル・デイビス(米国)206 lbs
※コーリーが決勝でアントニオ・カルロス・ジュニオールと対戦へ

 ライトヘビー級トーナメント準決勝。デイビスは元Bellator王者。25年4月の一回戦で約2年ぶりに復帰し、ロブ・ウィルキンソンに2R TKO勝ち。MMA25勝7敗1NC、40歳。

 コーリーは、Bellator5連勝から、23年3月のBellatorでルーク・トレイナーにリアネイキドチョークで一本負けが初黒星。その後ハムザ・サリムに肩固めで一本勝ちすると、25年5月の一回戦で欠場したマルセロ・ヌネスの代役のアレックス・ポリッツィにヒジを効かせて1R TKO勝ち。MMA7勝1敗、28歳。

 1R、ステップを踏むコーリーのワンツーをかわしたデイビスはじっくり構えて圧力。互いに右はまだ遠い。圧力を強めたデイビス。コーリーのワンツー、左ボディに、デイビスは左から右アッパーを見せる。

 組んだデイビスは四つから左差しで崩してボディロックテイクダウン。すぐに立つコーリーに離れ際に右ハイを見せる。しかしコーリーは右ストレートをヒット。デイビスが後退も立て直しゴング。

 2R、コーリーの入りに左ミドルハイを突くデイビス。さらに左ミドル。蹴り足をつかもうとしたコーリー。互いに清朝ななか、オーソから左ミドル。コーリーの左フックをかわしてダブルレッグテイクダウン! コーリーの立ちにバッククリンチ。背後から右ヒザを突き、コーリーの右目尻から出血させる。

 離れたコーリーはワンツーから右ハイをヒットもスリップ。立ち上がってすぐに前に出て右! ダウンしたデイビスだが、足を手繰りダブルレッグテイクダウン。リアネイキドチョークで絞めつつ、右のパウンド。

 開始前に右目下のカットをチェックされるコーリー。3R、詰めるコーリーにサークリングのデイビス。右を突いて詰めると、デイビスのシングルレッグを切る。

 ワンツーで前に出るコーリー。デイビスの右ミドルを掴んでテイクダウン狙いも足を抜くデイビス。その差しはコーリーが突き放す。ワンツーの右は潜ったデイビスが組み。ケージ際でテイクダウンも、すぐに立って離れたコーリーが前に。

 左から右オーバーハンドのコーリー。デイビスは左ジャブ。コーリーは左をガード上に突いて右も、距離が近くなるとデイビスは組んでシングルレッグへ。突き放したコーリー。なおもデイビスはダブルレッグもスプロールするコーリー。しかしデイビスはそのまま押し込み左で差してケージに押し込み。ここを差し上げて突き放したコーリーが跳びヒザ、左右で前に。

 熱戦の判定は3-0(30-27×2、29-28)で、2Rにダウンを奪ったコーリーが勝利。

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