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【ONE】4連勝中の三浦彩佳、ストロー級で和田竜光、箕輪ひろばの出場が決定! 与座優貴のONE2戦目も=7月18日(金)『ONE Friday Fights 116』

2025/06/20 19:06
 2025年7月18日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて開催の『ONE Friday Fights 116』(U-NEXT配信)に、三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)、和田竜光(フリー)、箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)の出場が決定した。  同大会では、すでに「バンタム級キックボクシング」として、ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)vs.与座優貴(team VASILEUS)が決定しており、日本人4選手が参戦することとなった。 ▼ONEアトム級(※52.2kg)5分3R三浦彩佳(日本/TRIBE TOKYO MMA)MMA15勝5敗ジュリアナ・オタロラ(コロンビア)MMA3勝0敗  三浦は、2023年11月にONEストロー級でメン・ボーを1R スカーフ・ホールド・アメリカーナ=アヤカロックで極めると、2024年1月にONEアトム級で平田樹に判定勝ち。2024年11月にマカレナ・アラゴンにもアヤカロックを極めると、25年2月にはリトゥ・フォガットから1R ヒザ十字でタップを奪い、怒涛の4連勝中。うち3試合を一本勝ちでフィニュシュしている。今回もアトム級で参戦。  対するコロンビアのオタロラはMMA3勝0敗。アマチュアMMAで11戦後、地元コロンビアのEmpire MMAで3連勝中。23年3月の初戦をリアネイキドチョークで一本勝ち後、同じ相手との再戦でも判定勝ち。24年9月の前戦では右三日月蹴りをみぞおちに突いて1R TKO勝ちをマークしている。  データ上では身長で三浦が4cm、リーチで10cm長く、キャリアでも大きく上回るが、29歳のオタロラは、初戦の寝技に加え、オーソからの左の蹴り、近距離のヒジ・ヒザのムエタイ、右カーフに三日月蹴りと危険な打撃を持つ。その一方で、首投げでテイクダウンも奪われており、三浦としては、自身の距離で戦い、組み伏せて極めたい相手だ。  女子アトム級では、王者デニス・サンボアンガと1位スタンプ・フェアテックとの試合が3度流れており、2位につける三浦としては(※3位ハム・ソヒ、4位メン・ボー、5位澤田千優)、今回のオタロラとの試合を制して、11月16日(日)のONE有明アリーナ大会でタイトルマッチを実現させたいところ。  なお、前週の7月12日の『ONE Fight Night 33』では、同階級の澤田千優がマカレナ・アラゴンとの対戦が決定しており、上位の三浦にとっては取りこぼしができない試合が続く。 [nextpage] 箕輪はオトコンバヤルを下したイ・スンチョルと激突 ▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R箕輪ひろば(日本/総合格闘技道場STF)MMA14勝5敗イ・スンチョル(韓国)MMA9勝1敗  箕輪は、2024年1月の有明大会で、グスタボ・バラートにスプリット判定の惜敗。ONE2連勝から3連敗を喫したが、黒星の相手はジャレッド・ブルックス、ボカン・マスンヤネ、バラートと強豪のみ。24年7月にジェレミー・ミアドと対戦し、初回にダウンを奪われるもテイクダウンからパウンドで、スプリット判定を制し、再起を遂げた。  イ・スンチョルは、MMA9勝1敗。2023年10月の『Angel's Heroes 6』でレネ・カタランを1R 72秒 KOに下すと、2023年12月にGLADIATORで初来日を果たし、澤田政輝に右ストレート一発で初回KO勝ち。 (C)GLADIATOR  24年3月のGLADIATORフライ級トーナメント準々決勝では、ツェルマー・オトコンバヤルに左右のグラウンドヒジで2R TKO勝ち。24年8月の『ONE Friday Fights 74』でONE初参戦すると、フィリピンのモイセス・ロイス・イロゴンを1R、右フックでTKO。12月の前戦『ONE FF 91』でもベトナムのファム・ヴァン・ナムをマウントからのヒジで2R TKOに下している。  グラウンドヒジ、ヒザなど際の攻撃に殺傷能力があるONE FF2連勝中のイ・スンチョルを相手に、箕輪はポジションを譲らず戦いたいストロー級戦だ。 [nextpage] 和田は全試合フィニュシュの危険なウズベキスタン戦士と対戦 ▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R和田竜光(日本)MMA26勝13敗2分アバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン)MMA12勝2敗  和田は、2024年7月の『ONE Fight Night 23』のフライ級MMAで、シェ・ウェイ(中国)に判定3-0勝利で、アーネスト・モンティーリャ戦の一本勝ちに続く2連勝。ストロー級挑戦を宣言し、2025年1月に10戦無敗のサンジャル・ザキロフに判定負け。今回もストロー級戦での再起戦となる。  MMA12勝2敗のホルミルザエフは、7KO・TKOと5一本勝ちで決着率100%のフィニッシャー。『ONE Friday Fights』では5勝1敗。24年9月にキルギスのベクトゥル・ジェニシュベク・ウフールに判定負けも、25年2月にボラット・ザマンベコをノーアームのギロチンチョークに極めると、5月の前戦ではホビソン・ジ・オリベイラを左右のヒジ打ちからの連打で2R TKOに沈めている。  和田は、ホルミルザエフが黒星を喫したウフール戦をU-NEXTの解説として見ている。オーソからの長い右ロー、かかと落とし、二段蹴り、回転系の蹴りなどリーチを活かした大きな打撃のホルミルザエフに対し、ウフールは蹴りに合わせてダブルレッグテイクダウン。マウントや肩固め、クルスフィックスの体勢になりかけるが、ホルミルザエフもスクランブルで極めさせず、判定まで持ち込んでいる。その一方で背中を見せての立ち上がりではバックも許しており、テイクダウンから和田はおたつロックで逃がさず削りたいところ。  ホルミルザエフの14戦に対し、約3倍の試合キャリアを持つ和田は、24歳のホルミルザエフの粗削りながらも試合毎に成長している動きを封じ込めることができるか。
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