MMA
ニュース

【修斗】女王・藤野恵実が最強挑戦者パク・ボヒョンと激突! 3団体制覇へ王手“ミスターソルテッド”住村竜市朗が元環太平洋王者・ソーキと仕切り直しのウェルター級暫定王者決定戦=7月21日(月・祝)後楽園

2025/06/10 18:06
 2025年7月21日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催の『プロ修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6』にて、2大世界チャンピオンシップが正式発表された。 ▼修斗世界ウェルター級暫定王者決定戦 5分5Rソーキ(NASCER DO SOL)同級2位住村竜市朗(TEAM ONE)同級3位  DEEP、PANCARSEに続き史上初となる3団体制覇を目論む住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)が、元環太平洋王者・ソーキ(同級世界2位/NASCER DO SOL)と「世界ウェルター級暫定王者決定戦」を行うことが正式に決定した。  住村は、2024年9月に約12年振りに修斗へ復帰。西條英成(THE BLACKBELT JAPAN)に経験値の差を見せつけ“塩漬け”して完勝。当初、2025年5月18日のニューピアホール大会で、現環太平洋王者・墨吉涼太(誠流会館)との暫定王座決定戦が決まっていたが、墨吉が負傷欠場でタイトル戦が流れることに。  当日、住村は盟友の皇治、矢地祐介と共に「能登半島復興支援EXマッチ」を行い、EXマッチ終了後の皇治からのマイクアピールでケージに上がったサステイン坂本一弘代表に次回大会での仕切り直しの一戦をリクエスト。協力した皇治の後押しもあり、今回の暫定王座戦が決定した。 (C)TORAO NATION STATE  一方、対戦相手のソーキは、墨吉涼太に2連敗中。8カ月ぶりの再起戦に向け、動画では何故かワイシャツにパンツ一丁という出立ちでコメント。住村の身体を気遣うメッセージもあり、油断させて寝首をかこうとしているのか? そこには当然駆け引きがあり、ソーキにも期するものがあることが伺える。  同級正規世界王者のエルナニ・ペルペトゥオは、2023年11月の田村ヒビキ戦以来、怪我などもあり防衛戦を行えておらず、「暫定王者決定戦」のために修斗にカムバックした住村が、史上初の3団体制覇の偉業を成し遂げるか? ソーキが“だまし討ち”で波乱を引き起こすか? 注目だ。 [nextpage] 女王・藤野恵実が最強挑戦者パク・ボヒョンと激突! ▼修斗世界女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)王者・日本・初防衛戦パク・ボヒョン(mob)挑戦者・韓国・同級1位  女王・藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)の初防衛戦が正式発表された。  2024年5月に初代修斗女子ストロー級世界王者に輝いた藤野は、2019年12月のクィーン・オブ・パンクラスに続き、2団体目のタイトルを獲得した。  さらに藤野は修斗とPANCRASEの同時戴冠を目指し、24年9月に現PANCRASE女王・ソルト(MARS GYM)に挑戦。5Rに渡り一進一退の死闘を繰り広げるもユナニマス判定で敗戦。2025年3月にはPANCRASEで本野美樹との一戦にも惜敗し、現在2連敗中。  修斗世界王者として崖っぷちに立たされた藤野が迎え撃つのが最強の挑戦者・パク・ボヒョン(韓国・同級1位/mob)だ。  パクは、2024年4月にCOMBATE以来、1年9カ月ぶりに復帰。『Ring Championship 04』で古賀愛蘭にスプリット判定負けも、9月に修斗初参戦を果たすと、初戦で現女子スーパーアトム級世界王者・渡辺彩華(AACC)に殴り勝っての判定勝ち。続く2025年3月にはソルトを相手に得意のパンチで優位に立ち、判定3-0で完勝。タイトルホルダー2人を撃破し、挑戦者に名乗り出た。  勢いでは、パクが圧倒的優位は揺るがないが、藤野には長きに渡り日本のトップオブトップとして女子MMAを牽引してきた意地がある。退路を断たれた時の藤野はいつも以上に力を発揮することは間違いない。格闘技史上最高の殴り合いで世代交代か、それとも女王がねじ伏せるか。 [nextpage] インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級2試合 ▼インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2Rerika(THE BLACKBELT JAPAN)勝ち点2嶋屋 澪(SISU MMA&BJJ) ▼インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2R村上 彩(修斗GYM東京)勝ち点0片山智絵(修斗GYM大阪)リーグ初戦  その他には、5.18ニューピアホール大会から開幕したインフィニティリーグ2025も。男女ともに第1節から死闘の連続でのスタートとなったリーグ戦第2節4試合が行われる。  注目は女子スーパーアトム級のerika(勝ち点2/THE BLACKBELT JAPAN)と村上彩(勝ち点0/修斗GYM東京)の二人の出場。  リーグ戦は本命と対抗と言われていたこの両者の直接対決からスタートし、競技は違えど“キック”と“柔術”のトップに立った者同士、互いのこだわりが爆発して大熱戦となった。結果はerikaが村上に判定勝利で勝ち点2をゲット。そのerikaは嶋屋澪(SISU MMA&BJJ)と、敗れた村上は片山智絵(修斗GYM大阪)と対戦する。 [nextpage] インフィニティリーグ2025 ストロー級2試合も ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)勝ち点2マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)リーグ初戦 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R田口恵大(RISING SUN)勝ち点0友利琉偉(パラエストラ小岩)勝ち点0  男子はランカー同士の対戦。現在勝ち点トップの黒部和沙(勝ち点2/TRIBE TOKYO MMA)とベテラン、マッチョ・ザ・バタフライ(リーグ初戦/総合格闘技道場コブラ会)の一戦。黒部の前戦は、2025年5月に体重超過の友利琉偉に1R TKO勝ち。マッチョ ザ バタフライは2024年11月に畠山隆称に1R TKO負け。 そしてまずは互いに1勝を目指す田口恵大(勝ち点0/RISING SUN)は友利琉偉(勝ち点0/パラエストラ小岩)がぶつかる。  この他にも注目のカードが予定されている同大会チケットは、6月8日より各所にて発売中。修斗BASEでは“早割”も実施中だ。 [nextpage] プロ修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6 決定カード 2025年7月21日(月・祝)後楽園ホール[開場]17:00[開始]18:00 ※開場中にオープニングファイトを実施予定 【決定対戦カード】 ▼修斗世界女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)王者・日本・初防衛戦パク・ボヒョン(mob)挑戦者・韓国・同級1位 ▼修斗世界ウェルター級暫定王者決定戦 5分5Rソーキ(NASCER DO SOL)同級2位住村竜市朗(TEAM ONE)同級3位 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)勝ち点2マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)リーグ初戦 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R田口恵大(RISING SUN)勝ち点0友利琉偉(パラエストラ小岩)勝ち点0 ▼インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2Rerika(THE BLACKBELT JAPAN)勝ち点2嶋屋 澪(SISU MMA&BJJ) ▼インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2R村上 彩(修斗GYM東京)勝ち点0片山智絵(修斗GYM大阪)リーグ初戦 ▼2025年度新人王決定トーナメント2回戦 バンタム級 5分2R御前昴史(パラエストラ小岩)福元大貴(リバーサルジム立川ALPHA) 【出場予定選手】青野ひかる(FIGHTER'S FLOW)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.338
2025年5月23日発売
14戦無敗、全試合フィニッシュ勝利でRIZINフェザー級新王者となったラジャブアリ・シェイドゥラエフ。その強さを徹底特集。ケラモフ戦の木村柊也ら無敗選手達。野杁正明×平本蓮のSP対談、ONE新王者・若松佑弥も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント