▼第6試合 WBC ムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦 3分5R
×嵐 (KING gym/NJKF バンタム級王者)
KO 3R 2分12秒 ※左三日月蹴り
〇星 拓海 (IDEALGYM/スックワンキントーン バンタム級王者)
※星が新王座に就く。

5歳から名門キングジムで練習を開始した嵐は、アマチュアベルトを獲得するなど早くから才能を発揮。2023年11月30日、ラジャダムナンスタジアムにてボディストレートで初回KO勝ち。2024年2月、18歳にして初のタイトルマッチに臨み甲斐元太郎を左ミドルキックでKOして戴冠。4月の桂英慈戦はドローとなった。好戦的でボディブロー、ハイキックと多彩な技と倒せる力を併せ持つのが強みでNJKF関係者からの期待も高いが、2024年8月の『ONE Friday Fights』でイマッド・サヒに2RでKO負け、11月に壱・センチャイジムに判定負けと連敗。2025年4月、王座決定トーナメント1回戦で山脇飛翼からダウンを奪って勝利した。
星は2022年3月にKROSS×OVERでプロデビューし、シュートボクシング、RISE、スックワンキントーンなどに出場。2024年11月に桂英慈を破り王座に就いた。2025年2月にはRISEで上村雄音に勝利している。4月の1回戦ではMA日本バンタム級王者のJINを判定3-0で破った。

1R、まずはミドルの蹴り合い。星は右カーフを蹴っていき、ジャブを突く。前に出るのは嵐だが星のジャブに距離を取られる。嵐が右ストレート、星もすぐに右ストレートを打ち返す。星がジャブと右ロー、右カーフ。嵐は前に詰めていってワンツー、組み付くと星を組み倒す。

2R、右カーフを蹴られた嵐は左ミドルを2発蹴る。星はジャブで距離を取り、嵐はワンツーで切り込むが星は組み付く。星は右カーフを狙い撃ちにし、嵐は左足を上げる。嵐は右ハイを放つが空振り。星は右ロー、左インロー、右カーフと嵐の前足を狙い撃ち。

3R、星が左ミドル、嵐は右ストレートを合わせに行く。嵐も右カーフを蹴る。両者の右ストレートが相手を捉え、距離が近くなった。左ミドルを蹴って右ストレートを打つ嵐に星は右カーフ、右ボディ、ヒザ。星が左三日月を蹴ると嵐はダウンして悶絶。星のKO勝ちとなった。


