キックボクシング
レポート

【NJKF】大田拓真の三日月蹴りがグサリ、KOでWBCムエタイ世界王座を奪取!星拓海が嵐を三日月蹴りKOで新王座に就く、吉田凜汰朗とOFGマッチで5Rフルに戦った健太は微妙な引退宣言、繁那が鮮烈な初回TKO勝ちで新王者に、緊急出場の明夢が現王者・西田光汰を破る番狂わせ、山脇飛翼がカーフキックでサンチャイを鮮やかKO

2025/06/08 17:06

▼第3試合 52kg契約 3分3R延長1R
×西田光汰 (西田キックボクシングジム/NJKFフライ級王者)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
〇明夢 (新興ムエタイジム/同級6位)


 西田は2021年12月デビュー。4連勝したが2023年6月の5戦目で谷津晴之に初黒星を喫した。6戦目にはKO負けを喫するも、その後は3連勝で2024年9月に谷津とのリベンジマッチ&タイトルマッチに漕ぎつけ、公式記録は判定1-1でドローとなったが、王座決定戦のため延長戦が行われ判定3-0でNJKFフライ級王者となった。2025年2月、S-1世界フライ級王者・優心と対戦し、右ストレートでダウンを奪って判定勝ち。王者対決を制している。


 当初は同級1位・永井雷智とのタイトル防衛戦が決まっていたが、永井の欠場により6位の明夢とノンタイトル戦で対戦することになった。


 1R、両者とも接近しての左右フック、ローで細かく手を出して攻める。明夢は首相撲に持ち込んでのヒザも繰り出した。


 2R、豪快な右フックを連続ヒットさせた西田に、明夢は右カーフキックの連打とヒジ&ヒザ。西田はフックでヒットを奪うが明夢が猛反撃して手数で上回る。


 3R、明夢が左ミドルの連打で優勢に立てば、西田が右ヒジの連打で逆襲。さらに左右フックで激しく打ち合い、判定2-0で明夢が現王者を破る番狂わせを起こした。


 2週間前に試合が決まった明夢は「めちゃめちゃ嬉しいけど、武田さん、フライ級のタイトルマッチお願いします」とアピール。リングには欠場した永井がリングに上がり、「自分は明夢選手とタイトルマッチをやりたいです」と話した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント