▼第3試合 52kg契約 3分3R延長1R
×西田光汰 (西田キックボクシングジム/NJKFフライ級王者)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
〇明夢 (新興ムエタイジム/同級6位)

西田は2021年12月デビュー。4連勝したが2023年6月の5戦目で谷津晴之に初黒星を喫した。6戦目にはKO負けを喫するも、その後は3連勝で2024年9月に谷津とのリベンジマッチ&タイトルマッチに漕ぎつけ、公式記録は判定1-1でドローとなったが、王座決定戦のため延長戦が行われ判定3-0でNJKFフライ級王者となった。2025年2月、S-1世界フライ級王者・優心と対戦し、右ストレートでダウンを奪って判定勝ち。王者対決を制している。

当初は同級1位・永井雷智とのタイトル防衛戦が決まっていたが、永井の欠場により6位の明夢とノンタイトル戦で対戦することになった。

1R、両者とも接近しての左右フック、ローで細かく手を出して攻める。明夢は首相撲に持ち込んでのヒザも繰り出した。

2R、豪快な右フックを連続ヒットさせた西田に、明夢は右カーフキックの連打とヒジ&ヒザ。西田はフックでヒットを奪うが明夢が猛反撃して手数で上回る。

3R、明夢が左ミドルの連打で優勢に立てば、西田が右ヒジの連打で逆襲。さらに左右フックで激しく打ち合い、判定2-0で明夢が現王者を破る番狂わせを起こした。

2週間前に試合が決まった明夢は「めちゃめちゃ嬉しいけど、武田さん、フライ級のタイトルマッチお願いします」とアピール。リングには欠場した永井がリングに上がり、「自分は明夢選手とタイトルマッチをやりたいです」と話した。


