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2025年6月22日(日)、『POUNDOUT 2』がTKPガーデンシティホール千葉にて開催される。10月の『POUNDOUT』第1回大会に続く第2回大会となる。
ミドル級で、三上ヘンリー大智(EXFIGHT)と、韓国Korean Top Team所属の柔道黒帯・イ・イサクによる日韓ミドル級対決が組まれたほか、『POUNDOUT 1』でTKO勝ちした山本琢也(THE BLACKBELT JAPAN)と、PANCRASE3連勝から天弥に敗れて再起の葛西和希(マッハ道場)のライト級などが組まれた。
▼ミドル級 5分2R・延長1R
三上ヘンリー大智(EXFIGHT)4勝2敗
イ・イサク(Korean Top Team)
2024年2月の『Gladiator Challenger Series』で組まれていたカード。イ・イサクにTUF出場の話があり、三上は代役のアン・ジェヨンと対戦し、2R マウント&パウンドでTKO勝ちしている。
三上は、剣道出身の異色ファイター。ミドル級で身長191cm。剣道仕込みの間合い、スイッチスタイルから放たれる多彩な打撃を持つ。プロMMAキャリアの中で、打撃のみならず組み・グラウンドの対応力も向上し、近年ではパウンドでのTKO勝利も増加。前に出てプレッシャーをかけるファイターながら、相手のリズムを外す巧さにも長けている。国内外での経験を重ね、現在は海外進出への足がかりをつかむための重要な一戦として、『POUNDOUT 2』のケージに上がる。
対するイ・イサク(Yi Isak)は、韓国の強豪ジム・Korean Top Team所属。柔道歴6年で+90kg級で韓国3位を2度経験している黒帯保持者。そのバックボーンはMMAでも存分に発揮され、MMA戦績6勝1敗。うち4勝がTKO、1勝が一本勝ちと高いフィニッシュ率を誇り、とくにテイクダウンからのグラウンド&パウンドにおいては非凡な破壊力を持つ。直近の試合では、2024年12月の『Breakthrough Combat 02』で、元ONEのアギラン・ターニに2R リアネイキッドチョークで一本負け。
三上がスタンド打撃で主導権を握るか。それともイサクが早い段階でテイクダウンに成功し、グラウンドで仕留めるか。異なる武道の出自を持つ両者。剣道と柔道という日本発祥の武道をルーツに、韓国と日本、それぞれのリングでMMAを磨き上げてきた2人が、キャリアの分岐点となる試合に臨む。






