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【POUNDOUT】三上ヘンリー大智vs.イ・イサクの日韓ミドル級対決、ライト級で山本琢也vs.葛西和希、八木敬志vs.藤村健悟。バンタム級で内山国光vs.渡部大斗、松井涼vs.武田勇輝、フェザー級で岡田達磨vs.大搗汰晟ほか9試合が決定=6月22日(日)千葉

2025/05/27 21:05

▼フライ級 5分2R・延長1R
椎名 渉(総合格闘技津田沼道場)
後藤浩希(reversalgym 新宿Me,We)

 経験か、勢いか。後藤浩希はプロ4戦目を迎える28歳。派手さはないが、試合ごとに確実に自分の型を構築してきた技巧派ファイター。打撃でリズムを取りつつ、得意のアームロックへとつなげる流れはスムーズで、グラウンドでも冷静に対処できるのが強み。

「自分の型にハマれば強い」という自己分析の通り、展開を作り出す力には定評がある。『Grachan 73 X Brave Fight 35』の前戦ではBRAVEのテムにリアネイキドチョークで一本負け

 対するは、千葉・津田沼道場の古参・椎名渉。40歳で迎えたプロ初戦の『POUNDOUT 1』で見事な1R KO勝利を挙げた。キャリア20年。総合格闘技一本に絞り、ひたむきに培ってきた“津田沼道場スタイル”は、まさに無駄のない近距離戦の完成形といえる。リズムを乱さず前進し、テイクダウンからのパウンドを打ち込む姿勢には、年齢を超えた凄みがにじむ。

 試合の鍵は、後藤がどこまで自分のリズムを維持し、椎名の圧力をコントロールできるか。一方の椎名は、自身のフィジカル的な衰えを経験と判断力で補い、試合を制する冷静さを持っている。

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