武尊、野杁正明に続いてONEデビューを果たした与座は白星デビュー(C)ONE Championship
2025年5月23日(金)タイ・ルンピニースタジアムにて開催された『ONE Friday Fights 109』(U-NEXT配信)で、ONE初陣を勝利で飾った元K-1 WORLD GPライト級王者・与座優貴(team VASILEUS)の試合後インタビューが主催者を通じて届いた。
与座は第4試合のバンタム級キックボクシング3分3Rで、2023年2月の『ONE Friday Fights 3』からONEに参戦、2024年12月の『ONE Friday Fights 92』まで6戦全勝(1KO)。通算戦績は12勝無敗の強豪エルブルース・オスマノフ(ロシア/Akhmat Kickboxing/Team Mehdi Zatout)を終始圧倒し、判定3-0で勝利した。
オスマノフは自分の想像を超えてきた
「勝ってたー! よかったーって、もう安心ですね。安心しました」
――それはプレッシャーなどを感じていたから?
「まあ、ONEデビュー戦という面での緊張と。相手選手も本当に強い選手なのでそこのプレッシャーっていうのもあったし、いろいろな面で疲れました。でも、最高です。勝てたので。ボーナス狙いたかったですけれど、もう、良しとします!」
――ルンピニースタジアムの雰囲気はどうだった?
「歓声がやばくて。向こうの蹴りでもやっぱり(観客が)湧くので『やべぇやべぇ』みたいになりますけれど、やってて楽しかったですね」
「自分は結構、対戦相手の想定を高く設定するので、それを超えてくることがあまりないんですけれど。オスマノフ選手は結構パワーとか、自分の想像を超えてきたので強かったっすね。攻撃力が凄かったです。ミドルもキックボクシングで対戦した選手で今までで一番強くて、リターンが遅れるぐらいの威力があって、凄い強かったです。パンチも強かったけれど、蹴りが自分の体幹が崩れるぐらいの威力があったので、バランスが崩れる威力がありましたね」
――オスマノフのスピードはどうだった?
「スピードは、一応対応はできたんですけれど、攻撃力は自分の想像を超えてきましたね。想像を超えてきたのは初めてです」
――オスマノフのタフさは感じた?
「やはり無敗なだけあるなっていうか、まあ負けを知らないからこその強さがありましたね」
「いや、効いたのは特にないですね。向こうの方が効いた攻撃は多かったのかなと思います」
――試合中に勝利を確信していた?
「(確信)できなかったので、できなかったから最後まで攻められましたね。勝たなきゃっていう気持ちがあったので」
――試合内容には満足している?
「いやー、全然ダメっすね。ダメです、はい。やり直しです」
――蹴り技を中心に攻めたのは作戦だった?
「いや、本当はいろいろ混ぜていきたかったんですけれど、途中で蹴りの方が向こうの対応が悪かったので、もう蹴りに徹していこうっていうのはセコンドに伝えて途中で変えました」
――自分のパフォーマンスで満足している点は?
「今日の出来だとないです。でもこれで負けない戦いっていうのは出来たので、そこはまあ良かったかなと思います」
――見せたかった技はあった?
「結構外国人の方とかは、(僕の動きを)忍者って例えたりするので、そういう滑らかな動きをしたかったなとは思います」






