バンデージを巻かない理由
「僕は6歳から極真空手をやっていて。空手っていうのは、グローブもバンデージもしない、素手で試合をするので。自分はバンデージがあると力んでしまうので、K-1の時からバンデージなしでやっていますね」
――極真出身の選手は皆んな巻いていない?
「いえ、たぶん僕だけです」
――カーフキックの強さの秘訣は?
「それはシンプルで、思いっきり蹴ること。もう足の骨を折るつもりで。カットされたらどうしようとか、そういう余計なことは考えずに全力で蹴るっていう。簡単なようで難しいのがポイントです」
「ありますね。はい」
――何人くらい折りました?
「いや、そんな多くはないですよ(笑)。経験を積んで強くなってきたので。でも、僕の蹴りは足を折れる、足の骨が折れる蹴りです」
――次は誰と対戦したい?
「オスマノフ選手は、本当にランカーに入っていてもおかしくない選手なので。一旦ちょっと休んで、次の標的を探そうかなと思います。今は喜びに浸りたいなと思います」
――バンタム級のランカーで戦いたい相手は?
「ランカーなので、たぶん順番にどんどんやっていくと思うんですけれど、やっぱりスーパーレック選手とはやりたいですね」
――スーパーレック戦はどんな戦いになると思う?
「足の骨を折れる蹴りを持った同士の戦いかなっていう。足の折り合いができるのかなと思います」
「僕は戦うのが好きなので、戦いたい選手を結構SNSで発信していたら、“こいつは誰だ”みたいな感じで言われていたので。今日の試合を見て、名前を出す実力を見せられたのかなと思います。これから1人ずつまた、よく名前が挙がる選手たちを倒していきたいなと思っています。ONEのベルトを絶対獲るので注目していてください」
「この今の状況を楽しめっていう。ONEのデビュー戦というのは1回しかないから、全部受け入れて楽しんでこいっていうのを言われて、苦しかったですけれど楽しめたのかなと思います」
――日本のファンへのメッセージを。
「なんとかONEデビュー戦、勝てました。本当に日本からの応援もそうですし、現地に来てくれる方の声援も本当に力になって、何とか勝つことができました。ありがとうございます。目標はONEのチャンピオンなので、引き続きどんどん試合して強豪倒して、ベルトを獲るのでこれからも応援よろしくお願いします」






