▼第4試合 バンタム級 5分3R
〇堀内佑馬(タンタンファイトクラブ/チーム・オオヤマ)60.9kg
[判定3-0] ※30-27×3
×ライダーHIRO(シューティング宇留野道場)61.1kg
2023年に自身の体重オーバーで石井逸人との一戦が中止となった堀内佑馬(タンタンファイトクラブ/チーム・オオヤマ)が約1年6カ月振りとなる出場が決定。
その堀内の対戦相手は1月19日の後楽園ホール大会前に体調不良で緊急搬送された同門の西尾真輔の代わりに急遽出場したライダーHIRO(シューティング宇留野道場)に決定した。
堀内は禊の一戦となるが18歳からMMA先進国である北米に拠点を置き、戦い続けた“逆輸入ファイター”。そのリスタートに期待。また、Wardog2連勝で王座についたHIROだが、1月大会ではエフェヴィガ雄志に1R 一本負けで修斗ではまだ結果を出せておらず、悲願の白星を掴めるか。
HIRO 4カ月ぶりになるが、今回タンタン怪人を倒そうと思うので、きっちりと極めていく。よろしく頼むぞ。
堀内 ちょっといろいろあってご迷惑をおかけしたんですけど、坂本(一弘)さん、ありがとうございました。明日は生きる・死ぬの試合をして。あとライダー選手に言いたいんですけど、自分、昔から格闘技を見ていて、ライダー選手、そのベルトをいつもしてるんですけど、明日僕勝つんで、そのベルト僕にください。お願いします。
1R、両者オーソドックス。カーフを蹴る堀内にライダーがタックル。ケージでこらえた堀内がギロチンを狙うと、自ら下になり外したライダー。堀内離れてスタンドに。またタックルに来たライダー。ケージ際で入れ替えて上を取る堀内だが、ライダーが立ち上がると離れる。堀内のカーフキック。ジャブで出るライダーに堀内がカーフキック。
ライダーがタックルでケージに押し込んだが、堀内は切って離れる。ジャブとカーフをヒットさせていく堀内。堀内がジャブから右・左とコンビネーションを打ち込んでいく。ライダーもパンチで応戦。被弾しながらも打ち返していく。堀内がステップで距離を取りながらパンチを入れる展開で1R終了。
2R開始後、ライダーの鼻のブリッジのカットにドクターチェックが入る。続行。ライダータックルに。ケージでディフェンスする堀内。スタンドでバックに回るライダーだが、堀内引き剥がし離れた。堀内のカーフキックをもらい効いたそぶりを見せるライダー。
詰めるライダーをジャブで止める堀内。ライダーがカーフを蹴られた左足を引いてスイッチすると、右足にもカーフキックを入れる堀内。堀内のワンツーがヒットしライダー後退する。
堀内は冷静に距離をキープしてパンチを入れていく。左ハイ。左ミドルを入れる堀内。左ハイ。これはブロックしたライダーだが、詰めてパンチを出すも堀内のパンチを被弾する。2R終了。
3R、開始前に再びライダーにドクターチェックが入る。再開。ライダーがタックルでケージまで押し込むとシングルレッグ。しかし足がもつれてスリップし倒せず。
再びスタンドで堀内がジャブを突いていく。ライダーもパンチを出していくが、それ以上に被弾している。サークリングしながらジャブを打ち続ける堀内。ライダーが再びタックルでケージに押し込むが引き剥がされた。
パンチで出ていくライダー。堀内サークリングで逃げ切りを狙う。残り30秒でタックルに入るが切られた。ライダーの最後のタックルも切られてタイムアップ。
30-27の3-0で堀内が判定勝ち。2022年10月のLFA以来、2年7カ月ぶりの白星を掴んだ。ケージのなかで子どもを抱えて「4月に2人目が生まれて、身内にはもうこれが最後になるかもしれないと伝えていたんですが、やっぱ勝つと最高で、まだやりたくて。もう一回嫁の機嫌を伺いながら、また頑張りたいと思います」と語った。
















