▼第16試合 DEEPフライ級 5分2R
〇中西哲夫(エキポセロ)16勝11敗3分
[判定3-0] ※19-19マスト中西×3
×廣瀬裕斗(マーシャルアーツクラブ中津川)4勝5敗1分
2014年の『GRANDSLAM 1』でプロデビューした中西は、現在、DEEP名古屋と北海道PFCを主戦場に。名古屋寒天練の常連でもある。2023年にGLADIATORで宮川日向をリアネイキドチョークで極めると、カネタケマン、澤口悠之介に判定勝ちで3連勝。しかし、2024年4月のDEEP名古屋で松岡疾人にスプリット判定負けすると、7月のPFCでの黒石大資とのフライ級王座戦でも判定負けで戴冠ならず、2連敗を喫した。
2024年12月の前戦PFCでは、平井総一朗を1R リアネイキドチョークで極めて再起を飾っている。
廣瀬は、2022年3月のDEEP名古屋でプロデビュー。2024年は4月に加藤聡志に判定勝ち後、8月に髙村友晴を1R TKOで2連勝。10月の前戦はHEATで韓国のチュ・ドンジョと対戦も、体重超過のドンジョにRNCを極められ、試合結果はノーコンテストとなっている。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る廣瀬に、中西は右を突きニータップ狙いも、逆に右で差して押し込む廣瀬。首相撲から体を入れ替えた中西はヒザ。半れる廣瀬は右カーフ。中西も右カーフを返す。
ワンツーを突く廣瀬をさばいて右を突く中西。廣瀬に左右にカウンターを突くと、廣瀬の組みに四つで体を入れ替えヒザ。首相撲に対応できていない廣瀬にダブルレッグへに切り替えテイクダウン! 廣瀬をパスしてサイドを奪い、立ち際にバック。4の字でリアネイキドチョークを狙い、廣瀬の正対際に三角狙いでゴング。
2R、ワンツースリーフォーと連打の廣瀬。さばく中西に右アッパーで突いて右ミドルも。ジャブで押し戻す中西に右カーフの廣瀬だが、詰める中西はシングルレッグテイクダウン。尻を着く廣瀬は上半身はケージ背に座るが、足をまとめ右手首を掴む中西。
足を抜く廣瀬は再び尻を引き、ケージ背に立ち上がり。そこにボディロックテイクダウンの中西。すぐに立つ廣瀬に、後転スクランブルする中西だが、際で上は廣瀬。トップからパウンド連打の場面を作ってゴング。
判定は終盤にポジションを譲ったものの、要所でテイクダウン、攻勢に立った中西がマスト判定3者19-19で勝利した。













