ウィル・チョープと道衣MMAで対戦する大浦マイケ「道衣があるので触ったらすぐ終わらせる」
▼道衣着用MMA 65.8kg 15分
大浦マイケ(リバーサルジム横浜グランドスラム/IGLOO)
ウィル・チョープ(The Kill Team)
フェザー級で194センチという破格の長身を誇りMMA戦績も60戦を越えるウィルはUFCを始め様々な団体を渡り歩き更にその戦場はMMAのみにとどまらずラウェイやクンクメールなど多岐にわたる。そんな多種多様な格闘技を極めんとする彼が辿り着いた場所は前回大会ROMAN ONEのメインイベント。時間無制限ベアナックルによる完全決着ルールであった。そして今回再び海を越えて武道発祥の地に降り立つウィルは道衣に袖を通しROMAN COMBATに参戦する。
まだ競技化されたばかりの道衣MMAは経験豊富なウィルにとっても皆と同じように未知の領域かも知れないが、あらゆるルールを戦って来たウィルだけに新ルールにもしっかりアジャストさせてくるに違いない。
一方のマイケは常にセンセーショナルな活躍を見せブラジリアン柔術界の話題の中心にいる若手期待のホープであり中~重量級国内最強柔術家の1人。中量級の体重/体格ながら無差別級にも果敢に挑み緻密なテクニックと野性味溢れる天性の動きをもってして重量級トップ選手たちとも互角以上の戦いを見せてしまう規格外の男であり、そのあまりの強さから運営がマッチメイクに最も苦労した選手だ。
MMAで豊富なキャリアを持つウィルに対してMMAはまだ2戦目のマイケ。MMAの目線から見ればウィル優位だが柔術から見ればマイケが有利。二つの競技の中間に位置する道衣MMAという新たな競技では果たしてどうなるのか? MMA対ブラジリアン柔術がROMAN COMBATルールで実現。
──道衣着用MMAデビューとなる大浦マイケ選手、65戦を誇るウィル・チョープ選手との対戦が決まったお気持ちをお聞かせください。
「2回目のMMAで初めてのプロMMA挑戦なんですけど、相手はすごくベテランの選手で結構いろいろ出ていて、まあ多少不安もあったんですけど、僕はボンサイ柔術からスタートして、やっぱり関根さんだったり、サトシ先生、クレベル先生、今の練習仲間で言うと、イゴールとか竹内先輩とか、すごいいろんな舞台で頑張ってるので、僕も肩並べられるようにしっかり勝って盛り上げたいと思います。押忍」
──対戦相手のウィル・チョーブ選手は経験豊富かつ身長差・リーチ差のある相手となります。その相手にご自身の強みと、また相手に対して脅威となる部分があれば教えてください。
「自分は柔術・寝技の選手で相手はたぶん打撃の選手だと思うんですけど、僕は今、半年ぐらいずっとボクシングとかもやってて、まあ全然ノックアウトできちゃう自身も多少あるんで全然大丈夫かなと。あんまり怖くはないかなっていう。あとは道衣ついてるんで。触ったらすぐ終わらせるようにしてるのはありますね」




