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2025年3月23日(日)東京・ニューピアホールにて『DEEP TOKYO IMPACT 2025 1st ROUND』(U-NEXT配信/DEEPメンバーシップ配信)が開催される。
第6試合では、3月15日に開幕した「DEEPフェザー級GP一回戦」のリザーブマッチ(5分3R)として、畠山祐輔(ボンサイ柔術)と狩野優(TRIBE TOKYO MMA)が対戦する。
畠山は「朝倉未来1年チャレンジ」出身でトライフォース赤坂(現JTT)からボンサイ柔術に移籍後、3試合連続で一本勝ち。
対する狩野は、POUNDSTORMで中村京一郎、DEEPで鬼山斑猫、高塩竜司に勝利。3連勝で2023年3月のONE FFに参戦も、ロシアのイヴァン・パルシコフのヒザ十字に一本負け。2024年8月の『TTF CHALLENGE 10』で轟轟にも延長判定負けで2連敗も、11月のDEEPでの前戦で森俊樹に1R 腕十字で一本勝ちで再起を遂げた。
前日計量では、畠山が66.20kg、狩野が66.25kgでパス。
TRIBEの実力者・狩野は「いつも通りの試合します」とシンプルに意気込み。
畠山は「一応『GPリザーブマッチ』という形なんですけど、本戦のメンバーより自分の方が強いと思ってるんで、バッチリ勝って本戦のメンバーとかタイトルマッチに絡んでいけるように今年は頑張っていきます」とGP本戦を意識したコメントを残した。試合に向かう畠山に訊いた。
本戦に出ている選手たちに勝てる
ボンサイ柔術でホベルト・サトシ・ソウザや、同階級のクレベル・コイケ、鈴木琢仁らと練習している畠山は、現在、3試合連続一本勝ちの要因を、「やっぱりボンサイ柔術に来て、もともと組んで寝かせてパウンドを当てるスタイルだったのが、ここで学んだ極め力もついてきて、ほんとうに先生たちがいつも言うんですけど、“相手が一個間違えれば極められる”っていうのがだいぶ出来るようになってきています」と、フィニュシュに至る極め力が上がっているという。
そして、打撃面でも豊橋への出稽古とともに、浜松合宿に来た鈴木千裕らと練習することが出来た。
「打撃も鈴木博昭先生のBELL WOODでしっかり磨いてきたのに加えて、鈴木千裕選手も出稽古に来てくれたことでとても勉強になりました。RIZINでベルトを巻いて、年齢も近い(鈴木が25歳、畠山は27歳)ので刺激になります。階級も一緒なんで、バチバチやらせてもらって、打撃を教えてもらって、すごく成長できていると感じます」と、手応えを得ている。
対戦相手の狩野とともに、GP本戦に劣らない試合になるという。
「狩野選手も僕もリザーブマッチなんですけど、狩野選手もすごく強い選手なんで、お互い本戦に入るのかなと最初思ってたんですけどね。狩野選手は、打撃も寝技も全部できる相手なので、本戦の1回戦なみに盛り上がる試合になるんじゃないかなって。全然、本戦に出ている選手たちに勝てる自信があるんで。全力で頑張ります」──GP本戦と並んで注目のフェザー級戦だ。