【RIZIN】萩原京平「崖っぷちどころか、崖下に転落していると思っている」打撃勝負で「自分の方が出来ることが多いと思うし、一撃の殺傷能力も負けてない」

　2025年3月30日（日）あなぶきアリーナ香川で開催される『RIZIN.50』の選手インタビューが28日、岡山にて行われた。 　第8試合のRIZINフェザー級（66.0kg）5分3Rでトビー・ミセッチ（米国）と対戦する萩原京平（SMOKER GYM）が登壇。インタビューに応じた。 　萩原は3連敗、ミセッチは4連敗で互いに厳しい状況。今回14団体で戦ってきた経験豊富なベテランのミセッチを相手に復活の狼煙を上げられるか。 練習仲間・若松佑弥の王座獲得に刺激 ――現在の心境は？ 「現在は穏やかな気持ち。やることは全部やってきたので後は日曜日を待つだけです」 ――自信は？ 「妥協せずにやれることは全部やってきたので、あとは日曜日にどういう結果でも受け入れられるくらいの準備はしてきたので穏やかですね」 ――改めて対戦相手のトビー・ミセッチの印象は？ 「ボクシングが上手いストライカーで、パンチの回転が速いと思う。初めの1Rが特に警戒しないといけない。リーチに目が慣れるまでは油断できない。いいストライカーだと思います」 ――どんな試合展開を予想する？ 「お互いに打撃を得意としている選手なので、そこの勝負になると思っていますが、打撃に関しては自分の方が出来ることが多いと思うし、一撃の殺傷能力も負けてないと思うので、自分が有利に進められると思っていますね」 ――穏やかな心境ということだが、そういう心境はこれまでもあった？ 「どうやろ。初めての感覚という感じがしますね。今回はやれることは全部やって来たので、その心境につながっているので初めてかもしれないですね」 ――TRIBE TOKYO MMAで練習を始めたのが大きい？ 「そこが一番でっかいですね」 ――今回セコンドは？ 「長南（亮・TRIBE代表）さんが来てくれます。大きいですね。毎日の練習を一番近くで見てくれている安心感があるし、的確なアドバイスをもらえるのが大きいですね」 ――TRIBE TOKYO MMA所属の若松佑弥選手がONEの世界フライ級王座に就いたのは刺激になった？ 「あれはめちゃくちゃ刺激を受けたし、興奮しまくったし、あの試合を見て燃えへんかったらファイターじゃない。佑弥くんとはジムの練習以外でも別に練習を一緒にしていたので（ラントレなども若松と行っていた）、そういう仲間が偉業を達成したので凄い刺激を受けましたね」 ――相手が上位レベルばかりだが3連敗中。崖っぷちと思わないでもないが、人生において崖っぷちの経験をしたことは？ 「人生ではないですね。初めて。崖っぷちどころか、崖下に転落していると思っているので」 ――そこから這い上がる？ 「はい、そうですね」 ――這い上がるには練習しかない？ 「練習しかないし、もっといろいろ考えて練習も出来ているし、這い上がるには結果を出すしかないので日曜日に証明したいですね」