MMA
ニュース

【GLADIATOR】フライ級サバイバルウォー、今井健斗×和田教良、ヅッキーニョスがライト級初勝利を目指し、再起戦。MMAグローブ・キックボクシングも始動=4月6日(日)大阪

2025/03/10 15:03
【GLADIATOR】フライ級サバイバルウォー、今井健斗×和田教良、ヅッキーニョスがライト級初勝利を目指し、再起戦。MMAグローブ・キックボクシングも始動=4月6日(日)大阪

(C)GLADIATOR

 2025年4月6日(日)に大阪府豊中市176BOXで開催される『GLADIATOR030』の追加カードが発表された。

▼GLADIATORフライ級 5分3R
今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)
和田教良(ガイオジム)

 まず3回戦(3R)ではフライ級の今井健斗と和田教良の東海地方対決が決定。今井は1月大会でオトゴンバートル・ホルドバートルと「フライ級王座決定戦」に出場しTKO負けを喫したが、3カ月のインターバルで再起戦に臨む。

 対する和田教良は2024年2月にフライ級王座決定トーナメント初戦で現UFCファイターのチェ・ドンフン、7月にはワンマッチで今井と同様にオトコンバートルにKO負けを喫したが、10月に韓国のRING Championshipで新鋭のソン・ミンソォを下し復活勝利を挙げている。


(C)RING Championship/Park Jong Hyuk

 王者オトゴンバートルが『Road to UFC』を狙うフライ級戦線は元王者NavEも復帰を目指し、本格的なトレーニングを開始前夜という状態まで回復している。


 25歳の今井と、36歳の和田、岐阜と名古屋のジムに所属する東海地区の世代を超えたフライ級戦線サバイバルウォー。この先を見据えると両者、敗北は許されない一戦となる。

今井健斗
「前回はタイトルマッチで不甲斐ない試合をしてしまったにも関わらず、強い選手と試合を組んで頂きありがとうございます。和田選手は強敵ですが、しっかり結果を残してもう一度GLADIATORのタイトルを目指します」

和田教良
「今井選手は若くて名古屋DEEP等でメインを張ってもいる選手で、いつか戦いたいと思っていました。ただし、GLADIATORで戦うことになるとは思ってもいなかったです。今回は試合を組んでくださり、ありがとうございます。いい感じに練習できていますので期待しといてください!」

▼GLADIATORライト級 5分3R
チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)
八木敬志(猛者連本部)

 また過去3年に渡り、フェザー級戦線の中軸を担っていたチハヤフル・ヅッキーニョスが、ライト級転向2戦目で八木敬志と戦う。

 ヅッキーニョスはライト級転向初戦を1月に行い、GLADIATOR初出場となった岩倉優輝との激闘で惜しくも判定負けを喫している。

 八木は2024年10月のWARDOG王座戦でのワタナベ関羽マサノリ戦の4R TKO勝ち後、1月にキンコンカンコンケンチャンマンに判定勝ちで2連勝中。ヅッキーニョスと八木との京都対決は、早くもライト級タイトル戦線に生き残りを掛けた一戦といえる。

チハヤフル・ヅッキーニョス
「連敗を喫した僕にすぐにチャンスを与えていただきありがたく思います。八木選手は勢いに乗っていて、僕の課題であるフィジカル系ファイターなので試合が楽しみです。僕にとっては生き残りマッチだと思っていますので、しっかりフィニッシュして実力を示したいと思います。ライト級上位勢と戦うために、この試合で復活します!!」

荒尾裕太
「今回初めてグラジエーターに参戦させて頂くことになり、大変感謝しております。対戦相手は若さと勢いのある素晴らしい選手だと思います。ですが、恐れることはありません。自分自身を信じ、試合まで頭と体を最大限に高め、集中して勝利を掴みに行くだけです」

▼GLADIATORウェルター級 5分3R
大道翔貴(TEAM TED/初代GLADIATORフェザー級王者)
マックス・ザ・ボディ(BRAVE GYM)

 さらに、今回大会では GLADIATOR初代フェザー級王者・大道翔貴が2018年の自身の防衛戦での計量オーバーから約7年振りの出場。その間キックの試合やMMA他団体にて試合を重ね、階級もウェルターに変更している。2024年8月のGRACHANで上田拳翔に2R TKO勝ち後、10月のBLLOで清水洸志に判定勝ちして2連勝。12月の前戦で岸本篤史に2R TKO負けからの再起戦となる。

 対するはBRAVE GYM所属のマックス・ザ・ボディ。近年では韓国ROAD FCで1勝1敗後、修斗で西尾真輔に1R KO負けも、エフェヴィガ雄志とは3Rに渡り激闘。最後はリアネイキドチョークで敗れ3連敗中。

 GLADIATORには2019年4月より階級をひとつ上げての約6年振りの出場となる。共に階級を上げての数年振りのGLADIATOR出場。ウェルター級が活性化することは間違いない。

▼GLADIATOR OFG KICKBOXING 70kg契約 3分3R
荒尾裕太(チーム吉鷹)
キム・フェグン(ガンソォン ジム/MAXFCウェルター級6位)

 また今大会ではMMAグローブ着用キックボクシング国際戦となる荒尾裕太vs.キム・フェグンの70キロ契約3分3Rマッチが行われる。

 櫻井雄一郎代表は、キックのアマチュア団体を運営しており、関西のジム関係者や選手から、以前より「GLADIATORでキックの試合を組んでほしい」という要望が増えてきていたという。

 実際に過去にキックの試合も組んでいたが、今回4オンスのMMAグローブ着用のキックボクシング戦という新たな取り組みに挑む。それも「ONE ChampionshipでMMAグローブ着用のムエタイの試合が組まれ、国内のキックボクシング界に与えた影響も強く、MMAグローブ着用の声が多く聞かれたからです」と語る。

 MMAグローブ着用のキックボクシングをケージで行う──今後もGLADIATORはさらなるグローバル化を目指し、同時に多様化する国内の格闘技界にあって選手や関係者の声に耳を傾け、取り組んでいく、とプレスリリースには記されている。

 MMAグローブ着用のキックボクシングに関しましては改めて今後の方向性等が発表される予定だ。

キム・フェグン
「チャンスを下さったGLADIATORの皆様に感謝致します。プロになって初めての日本での試合で、初めてのMMAグローブ試合ということもあり不安もありますが、凄く楽しみです。相手選手は身長が高く、キックが上手いタイプで難しい試合になると思いますが、KOできなければKOされる覚悟で戦いますので、応援宜しくお願い致します」

▼GLADIATORバンタム級 5分2R
宮川日向(SMOKERGYM)
永留惇平(mma rangers gym)

▼GLADIATORフェザー級 5分2R
田口翔太(総合格闘技Asura)
荒井銀二(BRAVEGYM)

▼GLADIATORバンタム級 5分2R
しゅんすけ(OSC)
國頭 武(BURST)

▼GLADIATORバンタム級 5分2R
野口蒼太(SMOKERGYM)
小林佳純(リバーサルジム東京スタンドアウト)

▼GLADIATORフライ級 5分2R
古賀珠楠(スタジオSTYLE)
坪内一将(総合格闘技道場コブラ会)

▼GLADIATORストロー級 5分2R
塩川玲斗(修武館)
カーヴィ(BURST)

▼GLADIATORフライ級 5分2R
岩崎圭吾(SMOKERGYM)
テム(BRAVEGYM)

▼GLADIATORフライ級 5分2R
藤原浩太(KING GYM KOBE)
蒔田伸吾(TKエスペランサ)

▼GLADIATORライト級 5分2R
キンコンカンコンケンチャンマン(U.B.F)
KENZO(BURST)

▼GLADIATOR 68kg契約 5分2R
中尾天圓(中尾受太郎総合格闘技スクール)
都市弦介(TKエスペランサ)

【オープニング】

▼GLADIATORオープニングファイト フライ級 5分1R
小嵐翔真(総合格闘技道場Reliable)
HAKUTO(all my homies)

▼GLADIATORオープニングファイト ストロー級 5分1R
諸井友佑(パラエストラ和泉)
辻本涼太(POLARGYM OSAKA)

▼GLADIATORオープニングファイト ヘビー級 5分1R
松本洋平(N★TRUST)
高橋マーク(阿修羅GYM)

【既報カード】※見どころ

▼GLADIATORバンタム級 5分3R
ルキヤ(正道会館 大河道場)4勝0敗
神田T-800周一(パラエストラ広島)第6代GLADIATORバンタム級王者 17勝14敗1分

▼GLADIATORライト級 5分3R
小森真誉(ロータス世田谷/第5代GLADIATORライト級王者)15勝11敗
ナウエル・ガンドルフィ(チームラカイ)20勝4敗

▼GLADIATORライト級 5分3R
岩倉優輝(NICE BAD GYM)
ダギースレン・チャグナードルジ(shandas MMA Fitness Center)MGL-1フェザー級王者/モンゴル)

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント