MMA
レポート

【UFC】アンカラエフがペレイラに5R判定勝ちで新ライトヘビー級王者に、ゲイジーがフィジエフとの再戦制す、バハモンデスが一本勝ち、鶴屋怜が初黒星で連勝10でストップ、Z世代対決はヴァンが判定勝ちで3連勝に。『ONE PIECE』リアル“ルフィ”が衝撃KO勝ちで「日本、海賊王におれはなる!」

2025/03/09 09:03

▼フェザー級 5分3R
〇マイロン・サントス(ブラジル)15勝1敗(UFC2勝0敗)
[判定2-1] ※30-27, 29-28, 28-29

×フランシス・マーシャル(米国)8勝3敗(UFC2勝3敗)

 1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーから右のマーシャル。右カーフ、低いパンチにバランスを崩したサントス。マーシャルはシングルレッグも切るサントス。

 右カーフを当てるサントス。今度はマーシャルがバランスを崩す。ジャブのダブルから右を突くマーシャルにサントスは右カーフを当てていく。

 マーシャルも右カーフを当てるとサントスは右オーバハンド。左に回って避けたマーシャルはニータップ狙いも切るサントスに右カーフ、さらに右から左でダウンを奪うと、組んできたサントスを切って鉄槌。立ち上がったサントスにバッククリンチからパンチでホーン。序盤の劣勢をマーシャルが取り返した。

 2R、距離を取り、左ジャブ&右カーフのサントス。マーシャルは鼻血。左の相打ち、サントスの左ローに右を合わせたマーシャル。サントスは左前蹴り。マーシャルはワンツーの出入り。

 左ジャブを当てるサントス。その入りに抜群のタイミングでダブルレッグテイクダウンのマーシャルはサントスの立ち上がりのバックに。背後から小外で崩して左足をかける。金網際で正対して離れたサントス。右を振ると右ハイをかすめる。マーシャルのラウンドに。

 3R、前に出るサントスに右ストレートを合わせるマーシャル。ワンツーを突いて角度をつけて回る。サントスは左ミドルもまだ遠い。右ヒザを上げて近づくがマーシャルはサークリング、入って左右をまとめて出る。詰めるサントスにマーシャルは左ジャブ、右カーフ。サントスは手数を上げて右フック。ラウンドは接戦だがマーシャルは逃げ切り態勢に。この打ち終わりにマーシャルはダブルレッグテイクダウン! 背中を着いたサントスにインサイドから鉄槌でホーン。サントスが打撃で取り返すも最後にテイクダウンも受けている。

 判定は2-1に割れ、30-27マーシャル、29-28サントス、29-28サントスで24歳のサントスが勝利。2024年TUFフェザー級ウィナーのサントスは、場内からブーイングもあるなか「2、3Rは自分が取った。相手の打撃は効いてなかった」と語った。26歳、ATTのマーシャルはUFC2勝3敗に。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.337
2025年3月22日発売
表紙はさいたまSAで激突の武尊vs.ロッタン。全試合分析も掲載! MMAフェザー級特集ではクレベル&鈴木千裕の練習対談、シェイドゥラエフ独占インタビュー、バンタム級参戦のサバテロ、RIZIN柏木氏の日本MMAへの提言も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント