(C)ONE Championship
ONE Friday Fights 97
2025年2月14日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信
▼第2試合 キャッチウェイト(58.51kg)ムエタイ3分3R
×グランプリノーイ・PKセンチャイ(タイ)
[1R 1分12秒 TKO] ※レフェリーストップ
〇富岡勇成(FormedGYM/ジャパンキックボクシング協会フェザー級王者)

富岡(日本でのリングネームは勇成)はジャパンキックボクシング協会所属で、2023年新人賞。2024年11月に皆川裕哉を破り19歳でジャパンキック協会フェザー級王者となった。現在7連勝中と勢いに乗ってONEに初参戦する。自身のSNSでは「骨の1本や2本は要らない。これ食ったらほんとにでかいぞ。人生懸けて勝ちに行く。失神するかさせるかもちろん失神させる」との意気込みを綴った。

グランプリノーイはオームノーイスタジアムの3チャンネルTVマッチを主戦場としている18歳。2024年は4勝3敗の戦績。ONEには初参戦。戦績は72勝28敗1分。

1R、グランプリノーイは右ローを蹴り、富岡は左ミドルと左三日月を蹴り、左右フックで前に出る。グランプリノーイもワンツー、右ミドル。富岡はグランプリノーイの蹴り足をキャッチしてのパンチ、ヒザ。左ボディを叩き込み、接近するとヒジ。

グランプリノーイのミドルをキャッチしてからの左ボディ、さらに左右のヒジを叩き込む富岡。グランプリノーイが身体を丸めて下がると、そこへ再びボディへのワンツー。

戦意喪失のグランプリノーイを見てレフェリーがストップ。富岡が見事なTKO勝ちでONEデビュー戦を飾った。

勝利者インタビューでは「左ボディはずっとセコンドに就いてくれる先生と練習してきたのでとても嬉しいです。最初から自分の左ボディが一発当たれば終わると思っていたので、もう終わりだなと思っていました」と話し、35万バーツのボーナスが贈られると「チャトリ、コップンカップ! サバーイ、サバーイ!」と大喜びした。



