▼第9試合 キャッチウェイト (-57.15kg) ムエタイ 3分3R
〇コンペット・フェアテックス(タイ/Fairtex Training Center)
判定3-0
×テッパクシン・ソー・ソンシン(タイ/Lionheart Muaythai)

コンペットはルンピニースタジアムでフライ級&バンタム級の2階級制覇、元タイ国プロムエタイ協会ライトフライ級王者、BBTV(7チャンネル)フライ級・ライトフライ級・フェザー級の3階級を制覇したムエタイ6冠王。激闘の多さで有名な7チャンネルで戦ってきた、打ち合いも出来る万能型。2022年9月、K-1に初参戦して玖村将史を判定に破り、日本でもその名が知られるようになった。

ONE初参戦となった2023年1月の『ONE FRIDAY FIGHTS 1』のメインイベントではプラジャンチャイに判定負け、3月のK-1では金子晃大に判定負けと連敗を喫するも、その後はONEで5連勝。2024年11月に小笠原瑛作を破ったチャーパヤックに判定負けで連勝が途切れた。戦績は88勝(13KO)19敗4分。

対するテッパクシンは2023年3月の『ONE Friday Fights 10』からONEに参戦。K-1で武尊と対戦したヨーキッサダーに2連勝した後に2連敗、その後は再び2連勝している。

1R、思い切り左フックを振るテッパクシン。コンペットが右ローを蹴っていくとテッパクシンも右ローを返す。右ストレートの連打で前に出るテッパクシンにコンペットはヒジで応戦。首相撲になるとコンペットがガッチリとロックしてヒザを蹴る。アグレッシブにパンチで前に出るテッパクシンだが、コンペットはヒジと右フックで対抗し、首相撲でロック。

2Rも前に出るテッパクシン。至近距離になると両者ヒジで打ち合う。テッパクシンの右ヒジ連打をダッキングでかわすコンペット。前に来るテッパクシンにテンカオを突き刺す。下がりながらワンツー、右カーフを蹴り、テッパクシンが入ってくるとヒジを打ち、首相撲に持ち込むコンペット。テッパクシンは前へ出てアグレッシブに攻撃を繰り出すが、コンペットは上手くかわす。

3Rも同じ展開。前に出て攻めるテッパクシンの攻撃をかわし、右カーフとジャブ、右ストレートでコンペットが迎え撃つ。巧みにジャブと右フック、右カーフを当てるコンペット。当てさせずに当てるを貫いて全ラウンドを終えた。




