▼メインイベント キャッチウェイト(62.59kg)ムエタイ 3分3R
〇コンスック・フェアテックス(タイ/Fairtex Training Center)
[判定2-1]
×ラムナムムーンレック・Tded99(タイ/Tded99)
コンスックは2017年にルンピニースタジアム認定バンタム級王座を奪取し、その年のスタジアム・ファイター・オブ・ザ・イヤーを受賞。2019年にはスーパーバンタム級王座も奪取してヨードレックペット同様2階級制覇を達成している。また、プロムエタイ協会でも2017年にスーパーフライ級王座、2018年にバンタム級王座に就いた。2022年にも7チャンネルのライト級王座を獲得している。
ONEには2023年6月から参戦し、デッドゥアンレックとペットンローには敗れているが、ジャオスアヤイ、パイダン、ペットスクンビット、ジョアキン・オラギに勝利。2024年8月にヨードレックペットに完封勝利して実力を見せつけたが、10月にムアンタイにKO負けを喫した。ONE戦績5勝3敗。
ラムナムムーンレックは7歳でムエタイを始めた。2019年9月にS-1スーパーフェザー級王座を獲得し、2022年にはWMC世界ライト級王座も獲得。さらに2022・2023年にラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)ライト級リーグ戦で2年連続優勝した。2021年にはタイのスポーツ局が選定するファイター・オブ・ザ・イヤー(MVP)にも選ばれている。
2023年2月に初来日し、笠原弘希とシュートボクシングルールで対戦。延長3回の大接戦となったが最後はバックドロップで笠原がシュートポイントを奪い勝利した。2024年2月の再来日では体重超過したが、レンタ・ウォーワンチャイに勝利。RWSからONEに移籍しての第一戦となる。
1R、サウスポー同士。ラムナムムーンレックが左ローを蹴っていき、コンスックも左ローを蹴り返す。ラムナムムーンレックが右ボディからの左フックを見せれば、コンスックは左ストレートからの右ボディと互いに攻めて攻められの展開。
ラムナムムーンレックの左ロー集中打にコンスックはジャブを突く。左ハイを蹴るコンスック。左ボディを打ったラムナムムーンレックは、コンスックの返しの左ストレートを見事にかわす。
2R、長いジャブを伸ばすコンスック。ラムナムムーンレックは左ローから右フックを強振したが、それをかわしたコンスックが左フックでダウンを奪う。コンスックは無理に倒しに行かず、ラムナムムーンレックは巻き返そうとパンチで前へ出る。お互いに相手のパンチをかわす目の良さ。左フックのカウンターを決めたラムナムムーンレックはインファイトを仕掛けていくがラウンド終了。
3R、前に出るラムナムムーンレックが右フック、左ストレート。コンスックは右ハイを蹴るが、ラムナムムーンレックが受けてボディを打ちに行く。アグレッシブに前へ出て右アッパー、左ストレート、左右フックで攻めるラムナムムーンレックだがコンスックは近距離になると組んで止める。コンスックはジャブ。ボディを打って行くラムナムムーンレックだが、コンスックに組まれヒザを蹴られてしまう。ヒジで逆転を狙い前に出るラムナムムーンレックだが、コンスックのジャブ、首相撲に追撃を阻まれる。
最後にヒジでカットして意地を見せたラムナムムーンレックだったが、判定は2-1でコンスックの勝利となった。















