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【Krush】屈指のテクニシャン対決でタイトル戦、王者・璃明武「技術で圧倒して最後は倒したい」挑戦者・池田幸司「相手は塩試合製造機なのでぶっ倒す」

2025/02/12 20:02
 2025年3月30日(日)東京・後楽園ホール『Krush.172』の対戦カード発表記者会見が、2月12日(水)都内にて行われた。  1月26日の『Krush.170』リング上で発表されたKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチ3分3R延長1R、王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)vs.挑戦者・池田幸司(ReBORN経堂)。両選手が出席の上、改めて試合へ向けての意気込みを語った。  第8代Krushバンタム級王者である池田は「挑戦権をいただいてめちゃくちゃ感謝しています。璃明武は試合が面白くない塩試合製造機なので、そんな選手が王者では団体にとってよくないので僕がしっかりぶっ倒します。僕を挑戦者に選んでくれたのも璃明武選手をボコボコにしろよって宮田プロデューサーからのメッセージだと勝手に思っています」と、リング上に続いて王者を挑発。  璃明武は「Krushのリングは1年ぶり。自分が見ているのはK-1王者ですが、Krush王者として仕事をしないといけないと思うので2025年もバンバン試合していくつもりなので、まずは圧倒的な勝ち方をしたいと思います」と受けて立つ。  互いの印象を聞かれると、池田は「つまんない試合をするなっていう印象です。本当に。遠い距離が好きみたいで相手を塩漬けにしているので、今回は俺が塩漬けにしてやろうと思います」と宣言したが、それでは批判していることと同じではとのツッコミを受けると「それだと同じですね。ダメですね(笑)。俺が倒します」とKO宣言に切り替えた。  璃明武は「実績も実力もあっていい選手だと思うので、今のKrushスーパーバンタム級のメンバーなら挑戦者にふさわしい。油断は出来ないと思います」と高く評価。挑発されたことには「この間のと同じことなので、準備してきて頑張っているなって。自分はいい選手だと思うので」と冷静に答える。  池田は「二階級制覇ってカッコいいので、二階級制覇してK-1に行きたい。目標がK-1王者なので、金子選手はめっちゃ強いけれどそこに挑んでいきたいです」と、K-1王者・金子晃大に挑戦する足がかりにしたいという。  璃明武は連敗からの防衛戦ということになり、「戦績的にはそうなので、Krushに戻ってきたので王者として強さを見せるのが一番大事。勝たないといけないのが大前提なので、他のKrushの選手とは一段階、二段階レベルが違うのを見せたいと思います」と、レベルの差を見せたいとした。  池田はスーパー・バンタム級に上げて今回が3戦目。「53kgでやっていた時よりもコンディションがいい。53kgの時より強い池田幸司が見せられると思っています。減量が少ないのでイキイキと自分のポテンシャルを出し切れる」と言い、璃明武は「元々フレーム的には大きい選手なので55kgでも適正だと思うが、自分的には53kgの時との違いは分からない」とバンタム級時代と特に違いは感じないと評する。  K-1のタイトル戦線から一歩後退してしまった感があることについて、璃明武は「前戦で勝っていればタイトルに絡んでいた可能性もありますが、そこで落としたので今年は連戦連勝で勝ちを重ねていくのが大事。自分の上には2人しかいないと思うけれど、今は勝てると思っている。まずは試合で勝たないと説得力がないので、しっかり結果で見せていきたい」と、再び浮上していくと誓う。  この試合はKrushでも屈指のテクニシャン対決。そこに対する想いを聞かれると、池田は「璃明武選手はテクニックで戦う選手なので自分のテクニックがどれだけ通用するのかめちゃくちゃ試してみたい。でも、テクニックだけだとお客さんに伝わらないので、その中でも倒し切るKOを3月は見せて最強の王者になりたいと思います」とする。  璃明武も「自分も技術にはこだわっていますが、池田選手には自分の技術は理解してもらえないのかなって(笑)。そのレベルなんだって残念ですが、池田選手もテクニックは他の選手よりもあると思うので、技術で圧倒して最後は倒したいと思います」と、こちらも技術戦を制した末に最後はKOで仕留めたいと話した。
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