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【LFA】上久保周哉がLFA初戦で10戦無敗・8フィニッシュの強豪タジキスタン戦士ユニソフと対戦=2.21『LFA 202』ニューヨーク

2025/02/12 17:02
【LFA】上久保周哉がLFA初戦で10戦無敗・8フィニッシュの強豪タジキスタン戦士ユニソフと対戦=2.21『LFA 202』ニューヨーク

(C)LFA

 2025年2月21日(日本時間22日)米国ニューヨーク州サラマンカのセネカ・ナイアガラ・リゾート&カジノで開催される『LFA 202: Nkuta vs. Garcia』(UFC Fight Pass 配信)に上久保周哉(頂柔術/TRY H Studio)の出場が公式発表された。

▼バンタム級→140ポンド契約 5分3R
上久保周哉(頂柔術/TRY H Studio)14勝2敗1分
マテウス・ハポジーニョ・サントス(ブラジル)18勝9敗・6KO・TKO/11SUB
バクトヴァル・ユニソフ(タジキスタン)10勝0敗
※追記 ユニソフが負傷欠場、サントスと対戦に

 上久保はMMA14勝2敗1分。柔道・柔術をベースに2014年にプロMMAデビュー。同年のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級で優勝すると、2018年7月からONEに参戦。スノト、モハメド・アイマン、キム・デファン、ブルーノ・プッチ、ミチェル・チャマール、トロイ・ウォーゼンに勝利し、サークルケージで6連勝。UFCを目指し、2023年の『ROAD TO UFC』に参戦。同年5月の1回戦で中国のバーエゴン・ジェライスにスプリット判定勝ちでMMA13勝1敗分けとしたが、続く8月の準決勝で野瀬翔平にスプリット判定勝ちしているシャオ・ロンに判定2-0の惜敗

 2023年12月の『GLADIATOR 024』で負傷欠場したシン・ジェヨンの代役ペ・ジョンウに1R リアネイキドチョークで一本勝ち、再起を遂げていた。2024年7月には『GLADIATOR CS』でグラップリングの「PROGRESSフェザー級王座戦」に出場。竹内稔に判定勝ちで同王座を獲得している。本来は2024年2月に元UFCファイターと対戦予定で、そこで勝利し『ROAD TO UFC』再出場を目指していたが、2月大会負傷欠場で治療に専念、7月大会のグラップリングで実戦を経験するという選択をしていた。

 LFAとの契約時に、「この度、多くの方のご尽力の下LFAとの契約書にサインしました。少しでも厳しい道を選ぼうと思っての判断です。毎日積み上げてきたものが自分自身を作ります。今日の自分を明日に繋げる為に過ごしてきました。厳しい相手との試合の日の自分に繋げる為に懸命に1日1日を過ごして備えます」とコメントを発表していた上久保は、今回のLFAデビュー戦決定に、Xにて「異国の地で無敗の男とがっぷり四つ。勝つ為に乗り込む。これより楽しい事は無い。だからこそ全力でやり切りたい」と意気込みを記している。29歳。

 対するタジキスタンのバフトヴァル・ユニソフ(※追記 負傷欠場で上久保の相手はマテウス・ハポジーニョ・サントスに変更)もLFAでの試合機会を得るまでに1年10カ月の期間を開けている。MMA10勝無敗で5KO・TKOに3一本勝ちでフィニッシュ率80パーセントの26歳。2020年7月にプロMMAデビューし、2023年4月までロシアのMMAシリーズで9試試合、BRAVE CFで1試合戦い、10連勝をマークしている。

 フリースタイルレスリングベースで、カデット世界選手権ムハマドボビア・ボボジョノフらともピュアレスリングでトレーニングしていたユニソフは、現在はマルケスMMAでLFAファイターのマテウス・モライスらと練習。ジョン・マルケス、コンバットサンボ出身のパヴェル・コバルらの指導のもと米国を拠点としている。

 オーソドックス構えからの左の強い蹴り、左前手フック、右ストレートも強く、蹴りも左右のみならず、サイドキックから後ろ廻し蹴りをテイクダウンに繋げるなど、アグレッシブファイターのユニソフ。

 シングル・ダブルレッグ、ケージレスリングでは小手巻きからの投げも得意とし、3つの一本勝ちはヴォンフルーチョーク、腕十字、さらに肩固めを得意とするなどトップからの仕掛けが多く、強烈なパウンドを打てるポジショニングも強みだ。また、レスリングの強さから下になる場面こそ少ないものの、ガードからの三角絞めなどボトムも厭わない。

 一方で、組むことでペースを握るユニソフは、上久保にとって精緻な組み技、コントロールで勝負する機会がある相手ともいえる。タフな試合になることは間違いないコメインでのともにLFAデビュー戦で、両者はどんなファイトで勝利し、UFCへの道を開くか。

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