キックボクシング
レポート

【RISE】チャッピー吉沼が2度のダウンを奪い復帰戦に勝利、福井萌矢が夏目竜雅との熱戦を飛びヒザでダウン奪い制す、近藤大晟が山﨑一央からダウン奪う勝利

2025/02/11 17:02

▼第2試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R
×阪部愛来(DOBUITA)
判定0-3 ※28-29、28-30、26-30
〇愛結菜(東北AVANTI/2023年RISE Nova全日本女子トーナメント-47kg級優勝・大会MVP)


 愛結菜は2009年1月、山形県出身の16歳で高校1年生。小学1年でキックボクシングを始め、中学1年にして『ALL JAPAN AMATEUR KICKBOXING CHAMPIONSHIPS 2021』15歳以下の全日本選手権で優勝。同大会では2022年も優勝して2連覇を達成している。さらには『Queen's Fightチャンピオンシップ2023』で3位入賞。中学3年生で出場した2023年8月のRISEのアマチュア大会『RISE Nova』にて、全日本女子-47kgトーナメントを制して大会MVPに選ばれた。身長167cmの長身で、長い足を利した蹴り技が得意。


 同県内では女子キックボクサーは珍しい存在らしく、日本テレビ系列の『news every.』でとりあげられたこともある。山形県在住の女子プロキックボクサーは史上初だという。対戦相手の阪部は1勝1敗。


 1R、愛結菜は蹴り主体。相手のローやミドルをスネでしっかりカットする。阪部はパンチ主体でフック、アッパーをしっかり当てていく。序盤は阪部のパンチが目立ったが、終盤は愛結菜がローで逆襲。


 2R、愛結菜が右ローを狙い撃ちし、右ストレートにつないでいく。ローを蹴られると体勢が崩れる阪部だが、ジャブ、アッパー、左右フックとパンチを蹴りに合わせに行った。


 3R、右ローと右ストレートを連打して前へ出rう愛結菜はミドル、ヒザも。阪部はジャブ、アッパー、そして愛結菜の右ストレートに相打ち覚悟の右ストレートを打つ。愛結菜の右ストレートが何度も決まり、阪部は鼻血。


 ドクターチェックの後、愛結菜が右ストレートとハイキックで攻撃をまとめ、レフェリーがスタンディングダウンを宣告。再開後も愛結菜が蹴りとパンチで追い込み、判定勝ちとなった。


「さくらんぼ王国山形から来た愛結菜です。私の夢はRISEでベルトを獲ることです。これから強くなっていくのでよろしくお願いします。次戦はRISE本戦でよろしくお願いします」とアピールした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.337
2025年3月22日発売
表紙はさいたまSAで激突の武尊vs.ロッタン。全試合分析も掲載! MMAフェザー級特集ではクレベル&鈴木千裕の練習対談、シェイドゥラエフ独占インタビュー、バンタム級参戦のサバテロ、RIZIN柏木氏の日本MMAへの提言も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント