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【RIZIN】グスタボと戦う野村駿太「“野村ならサトシにも勝てるんじゃないか?”と思わせるような試合を」、泉武志「カーライルをレスリングで倒す」、酒井リョウ「アゴが弱そう」×エドポロキング「届かないだろ」

2025/02/04 22:02
 2025年3月30日(日)あなぶきアリーナ香川で開催される『RIZIN.50』の追加対戦カード発表記者会見が1月31日、都内にて行われ、14カードが発表された。  既報の「RIZINバンタム級タイトルマッチ」王者・井上直樹vs.挑戦者・元谷友貴(※ATT合宿中)、フェザー級の鈴木千裕vs.カルシャガ・ダウトベックら王座戦線のファイターたちのコメントに加え、今回は、ライト級で海外強豪と戦う野村駿太と泉武志、59kgでトニー・ララミーと対戦する伊藤裕樹ら国際戦に臨む選手たち。  さらに、ヘビー級戦の酒井リョウとエドポロキング、柔術家の横山武司と日本拳法家・木村柊也とのフェザー級戦、大晦日『RIZIN.49/雷神番外地』から連続参戦となる、赤田プレイボイ功輝(vs.魚井フルスイング)、横内三旺(vs.前田吉朗)、ストロー級対決の越智晴雄vs.中務修良のコメントを紹介したい。 野村駿太「僕の空手とBRAVEのレスリングを融合させればグスタボに勝てる」 ▼RIZINライト級(71kg)5分3R野村駿太(BRAVE)ルイス・グスタボ(ブラジル) 「BRAVE所属のDEEPライト級チャンピオン、野村駿太です。地元・四国、相手はグスタボ選手。これ以上ないカードだと思っています。しっかりブッ飛ばして勝つので、応援よろしくお願いします。 (対戦相手の印象は)グスタボ選手はまあ、喧嘩の強さが相手の強みだと思ってるんで、僕の空手とBRAVEで培ったレスリング、それを融合させれば勝てると思ってるんで、しっかり勝ちます。 (ライト級での目標は)『RIZINライト級は日本人が勝てない』みたいなイメージがファン含め、まあ選手もちょっとそういう雰囲気出てきてるので、そこを自分が今回、グスタボ選手に勝てば、“あの野村ならやってくれるんじゃないか? 野村ならサトシ選手に勝てるんじゃないか?”と、そういうふうに思わせるような試合をしたいなと思ってます」 ◆野村駿太(BRAVE)1997年10月11日、愛媛県出身身長173cm、体重71.0kg DEEPライト級王者。兄の影響で3歳から伝統派空手を習い始める。一時は空手を離れるも、高校時代には全日本空手道選手権大会5位の成績を残す。空手部に所属していた大学時代に伝統派空手出身の堀口恭司がRIZINで活躍する姿を見て衝撃を受ける。大学卒業後、空手を続けるため自衛隊に半年間所属したのち23歳よりMMAを開始。21年9月、GRACHANでプロデビュー。22年7月より主戦場をDEEPへ移すと、泉武志、小金翔、元修斗王者の川名TENCHO雄生らを相手に勝ち星を重ねる。通算4連勝で迎えた23年7月、江藤公洋に判定負けを喫した。その後、再び2連勝を挙げ、24年9月に江藤が持つ王座の初防衛戦に挑戦。レスリングベースの江藤の組みを切り、逆に自身が得意とする打撃を効かせてフルマーク判定勝利を挙げるとDEEP王座戴冠とともにリベンジを果たした。地元の四国で初開催のRIZINでデビュー戦となる今回、ライト級王座挑戦経験者でストライカーのグスタボを相手に、伝統派空手出身ならではのスピード感とBRAVEで培ってきたレスリング力を武器に、DEEP王者として日本人ライト級屈指の実力を見せつけ、一気にRIZINライト級トップコンテンダーの座を奪い去る。 ルイス・グスタボ「同じストライカーで相性が良く、楽しい試合になりそう」 「次のRIZINで戦うことが決まりました。再び試合が組まれたことを喜ばしく思います。いつもどおり鍛錬をしています。対戦相手は自分と同じストライカーで互いに相性が良く、楽しい試合になりそうです。日本での試合を心より楽しみにしていますし、ファンの皆様にも会って素晴らしいエネルギーをもらえることを嬉しく思います。ぜひチケットを購入して試合を観に来てください。そして前回対戦したサトシ選手、戦うことをやめないでください。他団体に行かないでください。自分は這い上がって必ずまた拳を交える覚悟でいます」※コメント代読 ◆ルイス・グスタボ(EVOLUCAO THAI)1996年5月25日、ブラジル パラナ州出身身長175cm、リーチ179cm、体重71.0kg 往年のシュートボクセスタイルを彷彿とさせるアグレッシブな突進力だけでなくグラウンドでも繊細な技術を兼ね備える。過酷な環境で幼少期を過ごし、ストリートの抗争に巻き込まれ父親を亡くしたのち地元が開放していた格闘技ジムに通い始める。数々のアマチュア大会を経て14年に18歳でプロデビュー。16年、ヴァンダレイ・シウバにポテンシャルを評価され、アンドレ・ジダ率いるEVOLUCAO THAIに移籍、着実に勝ち星を重ねる。18年8月、初参戦のRIZINで矢地祐介をKO。19年にはライト級GPに参戦。大晦日にパトリッキー・ピットブルにTKO負けを喫し、準決勝敗退の結果に。コロナ禍を経て22年4月、矢地と再戦。約2年のブランクを感じさせない動きで圧倒し2R TKO勝利を収めると続く9月には大原樹理を1R TKOし2連勝。怪我からの復帰戦となった23年4月に武田光司に判定勝利、24年2月には堀江圭功に判定勝利を挙げ4連勝。悲願のタイトル挑戦となった9月、王者サトシの鉄槌を浴び1R TKO負けを喫した。再起戦の今回、DEEP王者野村の空手出身の打撃を自身の荒々しい打撃で呑み込み、再び頂点を目指す。 [nextpage] 泉武志「カーライルはエスケープ能力が高いが、自分のレスリングで倒してパウンド入れて一本取りに行く」 ▼RIZINライト級(71kg)5分3R泉 武志(BRAVE)スパイク・カーライル(米国) 「はじめまして、泉武志です。しっかりDEEPで力をつけてきました。サトシ選手が極められなかった男を、しっかり絞め落とすので皆さん楽しみにしておいてください。(地元である)愛媛の皆さん、応援よろしくお願いします。 (対戦相手の印象は)カーライル選手すごくエスケープ能力が高いと思うんですけど、僕のスタイルを崩さずレスリングで倒してパウンド入れて一本取りに行きますんで、そこはポイントになっていくかなと思います」 ◆泉 武志(FIGHTER'S FLOW)1989年4月6日、愛媛県出身身長175cm、リーチ172cm、体重71.0kg 陸上のインターハイ選手を父に持つアスリート一族の三男で、長男は競歩選手で全国大会、次男はバレーボールの国体選手。中学では軟式テニスで県大会ベスト16進出。県立八幡浜工業高校ではバスケ部に入部したが、全国大会出場を夢見て、2年時に強豪のレスリング部に転部。未経験から3年時にはインターハイ団体戦ベスト8に貢献。日体大4年時にはインカレでグレコローマン60kg級優勝、国民体育大会成年男子同級で準優勝等の好成績を残した。大学卒業後は就職したが12年のロンドン五輪に刺激を受け復帰。17年にアジア選手権優勝、世界選手権出場等、活躍する。20年、MMA転向。22年4月、MMAプロデビュー戦にして初参戦のRIZINで、グラント・ボグダノフに3RTKO負け。7月からDEEPを主戦場とし、初戦で野村駿太に判定負けを喫して以降は北岡悟らを相手に5連勝。24年7月、野村との再戦で最終R逆転TKO負け。10月にはグラップリングマッチで森戸新士に敗れた。再起戦にしてデビュー戦以来となるRIZINの舞台で、高いグラウンド技術を誇り、極め力のあるカーライルを圧倒し、地元四国からライト級上位陣にアピールしたい。 スパイク・カーライル「スープレックスされないように準備する」 「コンチニハ、ニッポン。高松で行われる『RIZIN.50』に出場することが決まってとても嬉しいです。対戦相手の泉選手はグレコの選手なので、スープレックスされないように準備をしなければいけません。この試合は素晴らしいものになります。とても待ち切れません。初めて東京以外の地で試合をするので、高松のファンに会えることを心待ちにしています。今回の試合に向けてタイで調整するために今は空港にいます。ベストを尽くしますので応援お願いします。アリガトゴザイマス。ジャー、マタネ。押忍」 ※コメント代読 ◆スパイク・カーライル(Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)1993年5月6日、米国カリフォルニア州出身身長172cm、リーチ180cm、体重71.0kg 幼少期に様々なスポーツを経験。12歳でレスリングを始めると格闘技にのめり込む。18歳でMMAを始めアマチュアで20戦近く経験。17年9月、地元のCCWでプロデビュー。そのほかCXF、LFA等でキャリアを積む。20年2月、UFCデビュー戦で1R KO勝利を挙げたが、その後は2連敗。21年はLFA、Ballys Fight Night、Cage Warriors、Bellatorでの4試合で全てフィニッシュ勝利を収めた。続く22年4月、初参戦のRIZINで武田光司にフロントチョークを極め全フィニッシュでの5連勝と勢いに乗る。しかし10月のBellatorではAJ・マッキーのライト級転向デビュー戦で判定負けを喫した。その後23年5月のライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのノンタイトル戦で、サトシが勝利した試合では初となる判定決着での敗北。続く9月の堀江圭功戦も判定負けに終わり悔しい3連敗となった。背水の陣で迎えた24年6月、RIZIN2連勝中だったキム・ギョンピョをリアネイキドチョークで絞め落とし再起を遂げた。9ヶ月ぶりのRIZINの舞台でレスリングエリートの泉を極め、タイトル戦線に躍り出たい [nextpage] 伊藤裕樹「ララミーは腰が強いが、賭け事は僕のほうが強い」 ▼59kg契約 5分3R伊藤裕樹(ネックス)トニー・ララミー(カナダ) 「今回トニー・ララミー選手との試合が決まって、前回一緒の大会に出て、すごく強い選手だなと思いました。でも私生活も試合でも賭ける事は僕のほうが強いと思うので、当日はしっかり倒したいと思います。  トニー・ララミー選手は僕の知り合いの人(村元友太郎)と試合をして、香川県の讃岐うどんぐらいコシが強かったので、バッチリ決めて勝ちたいと思います。 (対戦相手の印象は)ララミー選手は体もすごい強くてトータルファイターだなって感じなんで、まあ、自分の得意な打撃でKOしようかなと思ってます」 ◆伊藤裕樹(ネックス)1997年4月19日、愛知県出身身長169cm、リーチ171cm、体重:59.0kg 小学4年から中学3年までボクシングを学び第2回全日本幼年ボクシング大会優勝経験を持つ。高校時代よりMMAに興味を持ち、16年に憧れのTHE OUTSIDERでデビューすると、ボクシングで培った打撃を武器に初代50-55王者に輝く。19年5月からDEEPで3連勝し、デビュー以来破竹の12連勝を飾る。しかしその12月、鮎田直人に判定負けでプロ初黒星を喫した。21年3月のRIZINデビュー戦で杉山廣平を1R33秒でTKOに下すと、10月には中村優作を1R終盤TKO、22年7月には宮城友一を2R TKOでRIZIN3連勝。その勢いのまま8月からDEEPフライ級GPに参戦。原虎徹、ビョン・ジェウンに勝利したが23年2月の準決勝で本田良介に判定負けを喫しGP敗退。5月、10ヶ月ぶりのRIZINで山本アーセンに判定負けを喫し自身初の連敗を経験。その後はRIZINに連続参戦し、ヒロヤ、トップノイ、上田将年を相手に判定勝利。24年10月には自身も参戦経験のあるROAD FCで活躍するイ・ジョンヒョンを相手にグラウンド肘でTKO勝利し、4連勝中。初の北米選手との国際戦にして、ベルトも持つララミーとの強烈な打撃戦が予想される今回、華々しいKO勝利で5連勝し、タイトル戦へと照準を合わせたい。 トニー・ララミー「前回は風邪気味でも圧倒した。今回は初回で終わらせに行く」 「RIZINに戻るのを心待ちにしていた。前回来日した経験は、人生の中で最高のものだった。ファンのエネルギーは最高で、またショーを見せるのが待ち切れない。イトウ・ユウキは素晴らしいファイターだが、結果はいつもと変わらない。俺が圧倒して勝つ。前回は風邪気味でも圧倒したぜ。今回は初回で終わらせに行く。ファンのみんな、俺がトニー・ララミーだ。ワイルドマンは試合中のギャンブルが大好きだ。そして今まで、そこで勝ってきた。ファンの皆も3月30日は俺に全ベットしてくれよな」※コメント代読 ◆トニー・ララミー(Maximum training centre)1999年1月6日、カナダ オンタリオ州出身身長160cm、体重59.0kg 11歳の時から兄で元UFCファイターのTJ・ララミーの影響でレスリング、格闘技を始める。15歳でレスリング国内王者に輝いたほか、WKAキックボクシング王座も獲得。アマチュア戦績7戦無敗(1KO、5度の一本勝利)。格闘技以外はサッカーやボウリングを趣味の延長で経験。好きな技の問いには「バティスタボム」(WWEレジェンド、バティスタのパワーボム)と回答。17年4月、カナダのTKO MMAでプロデビュー戦を3R TKO勝利後、2連敗。19年6月、PFCでの再起戦を2RハイキックKOで飾ると、国内団体のほかLFA等にも参戦し8連勝(うち6勝はKO /TKO)。20年3月、空位のPFCフライ級王座獲得。23年8月、初参戦のBTCで1R 33秒TKO勝利すると、24年6月、空位のBTCフライ級王座をCES王者ジョシュ・スミスと争い、カウンターの左でダウンを奪うと追撃でTKO、1Rわずか25秒でベルトを手にした。11月、初参戦のRIZINで総合力の高い村元友太郎に完封勝利したが、自身は発熱が原因で不本意な内容に。2戦目の今回こそ持ち前の獰猛なスタイルを発揮して連勝中の伊藤をド派手なKOで倒し、一気に上位陣へ食い込みたい。 [nextpage] 酒井リョウ「エドポロはアゴが弱そう。2メートルの大巨人を俺がブッ倒す」 ▼RIZINヘビー級(120kg)5分3R酒井リョウ(レンジャージム)エドポロキング(ROOTS GYM) 「元DEEPチャンピオンの酒井です。今『売られた喧嘩』と言われたんですけど、自分がDEEPのチャンピオンになるまで、約10年かかりました。苦労もしたし遠回りもしたけど、その経験が自分を助けてくれると思っています。『売られた喧嘩』と言われたので、自分も喧嘩しに行くつもりでRIZIN一発目、ヘビー級でこけら落とし興行をしっかり盛り上げます。  相手の印象はまあ、見ての通りデカいなと思うんですけど、でも初心を思い出して、昔格闘技始めた頃は、ジョン・ジョーンズとか、ああいうデカいヤツとやってみたいなと思っていたので夢が叶ったと思って。今、対策とかいろいろやってるんですけど、まあ日本には2メートル越えってなかなかいなくて、いてもノロい人が多いんですけど。エドポロ選手は結構動ける2メートル選手だなと思って、毎日楽しいですね。ワクワクします。そんな2メートルの大巨人を俺がブッ倒すんで、しっかり見ていてください。よろしくお願いします。 (勝敗のポイントは)なんか意外と打たれたらコロッていっちゃいそうなんで楽しみですね。アゴが弱そうなイメージです。ヒザ当てて(きても)、その時にも殴り返します」 ◆酒井リョウ(レンジャージム)1987年3月24日、栃木県出身身長180cm、体重120.0kg 元DEEPメガトン級暫定王者。12年のGRABAKA 2 LIVE!!でプロデビュー。以後、DEEPのメガトン級を主戦場に活躍。関根シュレック秀樹やシビサイ頌真らRIZINで活躍するファイターたちとも激闘を演じてきた。20年2月、初参戦のRIZINで実方宏介とキックルールで対戦し、開始直後から2度のダウンを奪われKO負けを喫した。その後21年12月からは4連勝。その勢いで22年11月に赤沢幸典を左右フックからパウンドでTKOに下し、DEEPメガトン級暫定王座を獲得すると、23年7月の水野竜也との再戦で1R TKO勝ちで王座防衛に成功。23年9月にヤン・へジュンに一本負け後、24年3月には同級正規王者のロッキー・マルティネスと王座統一戦で再戦。ジャッジ5名がドローの接戦のなか、マスト判定で惜敗し王座陥落した。再起戦の24年11月、元ONEの長谷川賢と対戦。2R、長谷川の後頭部打撃による負傷判定で勝利を収めた。5年ぶりのRIZINの舞台で、RIZIN2戦目のエドポロキングを相手に、そのメガトンパンチを武器にMMA26戦のキャリアの差を見せつけられるか。 エドポロキング「下っ手くそな打撃振り回しているヤツ、パンチは届かない」 「お久しぶりです、エドポロキングです。大晦日から1カ月が経って、また試合が決まったんですけど、売られた喧嘩を買っただけなので。とりあえず前回同様ボコボコにするだけです。 (対戦相手の印象は)うん、まあ、下っ手くその打撃振り回しているヤツっていう感じなんで。“どうやったら俺に勝てるのかな”って感じです。以上です。 (勝敗のポイントは)1ラウンド。顔面ヒザでKOですね。 (強化するのは)多分みんな狙ってくる場所は多分カーフだと思うんで、まあ、とりあえずカーフの練習とボクシングを上手くしようっていう感じで、ちょっと練習頑張ります。 (ほかアスリートとの練習は)道は違うんですけど、やっぱみんな目指してる場所っていうか、やっぱり一流になりたいと思っている現場だったんで、刺激もらって切磋琢磨して頑張っていきたいと思います。 (酒井から「アゴが弱そう」と言われ)パンチ、届くかなー? 俺に。多分、届かんやろなあ。 (「3、4年でUFCに行きたい」とのことですが今年の目標は?)今年はいろいろ経験していって、自分の道を自分で切り開けるよう全勝で今年は終わらせたいと思います」 ◆エドポロキング(ROOTS GYM)2001年2月8日、大阪府出身身長204cm、体重120.0kg Rumbleヘビー級王者。ナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持つハーフ。幼少期に始めた野球では日体大柏高校在学中に通算28本塁打を記録し、県内でも注目された。弟は21年に日本航空(山梨)で甲子園に出場したエドポロケイン。22年、生まれ持ったフィジカルを試すべくMMAを始める。23年よりBREAKING DOWNに参戦、2月に舞杞維沙耶、5月に松井健を相手に得意のヒザ蹴りを炸裂させ、いずれも延長1Rの末5-0判定勝利。続く7月、名古屋拠点の格闘技イベントRumble excited ALL無差別級契約で侍マーク・ハントを相手に1R左フックを効かせるとパウンド連打でTKO勝利を挙げ、業界内から熱視線を送られる。セネガル修行を経て10ヶ月ぶりとなる24年5月、Rumble#3でプロデビュー。急遽参戦となったナイジェリアのテリー・ワガンダを相手に1Rわずか15秒KO勝利を挙げた。大晦日のRIZINデビュー戦では、1R、貴賢神を相手に首相撲から得意の顔面ヒザをヒットさせると左右連打でKO。期待を超えるパフォーマンスで会場を沸かせた。RIZIN2戦めの今回、歴戦の猛者である酒井リョウを撃破し、ヘビー級での存在感を知らしめるつもりだ。 [nextpage] 横山武司「網膜剥離から復帰、致命的なのをもらわずに一本取りたい」 ▼RIZINフェザー級(66kg)5分3R横山武司(Swells柔術ジム)木村柊也(BRAVE) 「僕は1年半ぶりのRIZIN参戦になるんですけど、前回の試合後に網膜剥離になって、もう総合はできないと思っていたので、またこの舞台に戻ってこられて嬉しいです。応援、よろしくお願いします。 (網膜剥離から現在は)目はもういったん完全に一時は失明してたんで、もう無理だなと思ったんですけど、お医者さんたちのおかげでなんとか治って、もう今は全然普通なんで、ずっとRIZINフェザー級に戻りたいなと思ってたから、連絡もらったときはもうすごく嬉しかったです。試合が無くてもずっと練習はしてたんで、(その期間の影響は)別に何もないですね。それは大丈夫です。 (対戦相手の印象は)木村選手は4戦4勝で4KOで、全部1分ぐらいで勝っていて本当にパンチとか打撃が強いなと思っています。僕は柔術家なので致命的なのをもらわずに組んで、ちゃんと一本取りたいと思います」 ◆横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)1996年7月2日、東京都出身身長174cm、リーチ178.5cm、体重66.0kg小中学校で空手と柔道を始める。中学生の時にPRIDEのヒョードルやミルコに憧れ、総合格闘家を夢見て柔術を習い始める。19年のJBJJF東京オープンでは黒帯オープンクラス決勝でクレベル・コイケに一本負けで準優勝も、その極めの強さで、全日本選手権・黒帯アダルト・フェザー級で優勝。その後コロナ禍を機にMMA挑戦を決意、佐藤将光の薫陶を受ける。22年2月、Fighting NEXUSでプロデビュー。3試合連続一本勝ちで迎えた11月、山本空良の王座に挑戦。判定勝ちを収め、プロデビューからわずか9ヶ月、4戦目で第2代Fighting NEXUSフェザー級王者に輝いた。RIZIN初参戦の23年5月、山本琢也に一本勝利。9月、摩嶋一整との寝技師対決で上を取られ、判定で初黒星を喫した。その後、網膜剥離で失明し長期欠場。復帰戦の24年8月、Fighting NEXUSでライト級王者の岸野“JUSTICE”紘樹を1R三角絞めで失神させ3度目の防衛に成功。10月のJMAEXPOではチームRIZINとしてQUINTETルール先鋒戦で一本勝ちを収め団体戦の勝利に貢献した。大晦日はRIZIN柔術フェスティバルでガリットチュウ福島に秒殺一本勝利。いよいよRIZIN本戦復帰となる今回、日本拳法王者の木村を極め、RIZIN再起戦を一本勝利で飾りたい。 木村柊也「自分のスタイルを貫けば絶対勝てる、ファーストコンタクトで相手が崩れ落ちるのをお見逃しなく」 「BRAVEジム所属の木村柊也です。今回はRIZIN初参戦で、やっとたくさんの人の前で自分を見せられるときが来たなと。あとは当日しっかり仕事して、会場を盛り上げるだけです。よろしくお願いします。 (対戦相手の印象は)寝技が強いなっていうのはあるんですけど、ポイントとしては、まあ自分のスタイルを貫けば絶対勝てると思ってるんで、そこですかね、はい。  僕の打撃に注目してほしいんですけど、ファーストコンタクトで相手が崩れ落ちるんで、そこをしっかりもう目を離さずに見てほしいなあっていうのはあります。 (宮田代表がBreakingDownで木村選手の名前を挙げていたが)はい、僕は武道・格闘家なんで、こっちでやっていきます。  RIZINフェザー級は今、とても盛り上がってると思うんで、自分もしっかりそこに食い込んでいけるようにやっていかないといけないなというのがあるんですけど、将来的にはチャンピオンになりたいと思います」 ◆木村柊也(BRAVE)2000年6月10日、徳島県出身身長167cm、体重66.0 kg 父の通う道場について行くようになったのをきっかけに3歳から始めた日本拳法で、20年にわたり輝かしい功績を残す。明治大学在学中は体育会拳法部に所属し19年には全日本拳法個人選手権大会決勝で芳賀ビラル海に勝利し優勝。最年少の18歳、大学1年生での優勝は、同大学出身で現在プロレスラーの拳王以来、史上二人目の快挙となった。コロナ禍で2大会中止となるも、22年大会でも優勝し学生時代2連覇を達成。また全日本学生拳法個人選手権大会でも1年時より3連覇(20年は大会中止)。日本拳法16年目で初の日本一となって以来MMAに挑戦して上を目指したいと考え、22歳よりMMAを開始。23年12月、GLADIATORで田口翔太を1R66秒、右ストレートでKOしプロデビュー戦を白星で飾った。その後もKO勝利を重ね24年10月のAngel's FC暫定ライト級/ICKFフェザー級王者キム・ウィジョンとの初の国際戦を含めてMMA戦績は4戦全勝、全て初回KO。地元四国でRIZINデビュー戦となる今回、日本拳法代表として独特の間合いやステップ、踏み込みのスピードをもって、黒帯柔術家でありMMAでも組技・寝技を武器とする横山をKOし混沌のRIZINフェザー級に割って入りたい。 [nextpage] 前田吉朗「地元で死ぬほどテンション上がってる」 ▼59kg契約 5分3R前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER)横内三旺(Four Rhombus) 「香川が生んだ英雄、前田吉朗です。おにぎり選手、ちゃんと握ってよ! 地元・高松ってことで、死ぬほどテンション上がっています。チャンピオンもいます。でも自分が確実に本戦だと思っているので、盛り上げます」 ◆前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER)1981年10月31日、香川県出身身長170cm、体重59.0kg 元PANCRASE&DEEP二冠王者。00年の船木誠勝vs.ヒクソン・グレイシー戦に触発され、P‘sLAB大阪に一般会員として入会。03年2月のプロデビュー以来、強豪相手に破竹の12連勝。05年5月のPRIDE武士道ではチャールズ・ベネットに自身初のKO負けを喫した。06年、PANCRASE初代フェザー級王者決定トーナメントを制し王座戴冠。08年ミゲール・トーレスのWEC世界バンタム級王座に挑戦し敗れるも、同級世界最強と謳われた王者との互角の激闘が大きな反響を呼び年間ベストバウトと称された。12年2月、大塚隆史に一本勝利で第3代DEEPバンタム級王者に。大晦日、DREAM同級王者ビビアーノ・フェルナンデスとのノンタイトル戦では一本負け。13年4月、DEEPのV2戦でDJ.taikiにKO負けで王座陥落。ドローを挟む4連敗を経て、修斗ほかで4連勝を挙げて復活後はコンスタントに試合を積む。福田龍彌、平良達郎に2連敗で迎えた21年11月、初参戦のRIZINで砂辺光久と18年ぶりに対戦し判定勝利。22年4月、MMA引退。23年3月、GLADIATORに参戦しPROGRESSフォークスタイルグラップリングルールで江木伸成に判定勝利。9月には同ルールでNavEに一本負けを喫した。MMA復帰戦となる今回、10代の甲子園覇者・横内の寝技を熟練の技術でねじ伏せるか。 横内三旺「おにぎりのように握り潰したい」 「RIZIN甲子園初代チャンピオン、ウルトラ超新星の横内おにぎりくんです。対戦相手が前田吉朗選手という凄い、過去にベルトを持っていた選手ですけど、おにぎりのように握り潰したいと思います」 ◆横内三旺(Four Rhombus)2006年7月23日、山梨県出身身長163cm、体重59.0kg 愛称は「おにぎり君」。喧嘩っ早い性格から親に勧められ、9歳から16歳まで柔道を経験。関東から全国まで多数の大会に出場し、山梨県優勝、東日本3位、神奈川3位等の実績を持つ。16歳の時に学校を退学し、以前より好きだったMMAを始める。現在は通信制の高校に通いながら練習に没頭。アマチュアで経験を重ね、柔道ベースの組技・寝技の強さを発揮し16勝3敗1分うち6勝は一本勝利。23年、アマチュア修斗東海選手権フェザー級で優勝、DEEPフューチャーキングトーナメント2023バンタム級で準優勝している。24年大晦日のRIZIN甲子園決勝では、空手ベースの斉藤健心を1Rリアネイキッドチョークに極め、優勝を果たした。本戦初出場となる今大会で、四半世紀もの年齢差およびキャリア差のある、軽量級MMAを牽引してきたレジェンド前田吉朗を“握り”、新世代の到来をアピールできるか。 [nextpage] 魚井フルスイング「赤田が強いのはわかっている」 ▼RIZINバンタム級(61kg)5分3R魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)赤田プレイボイ功輝(剛毅會) 「わかりました。ええ、打ち合いましょう。僕は普通に言わせてもらいます(笑)。僕も4日前にオファーを頂いただいたばかりで、よく分かっていないです。こういう人だとはボンヤリと聞いていました。顔も初めて見るんですけど、年末、五明選手と良い試合をしていて判定までいって強いのははっきりわかってます。今回はMMAルールでチャンスをもらったので、勝てるようにやっていきたいです」 ◆魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)1985年6月15日、兵庫県出身身長165cm、リーチ169cm、体重61.0kg PRIDEがきっかけで格闘技に興味を持ち、地元・神戸の修斗GYM神戸に入門。その後はゴンズイジムに移籍し、アマチュア修斗を経て08年にCDF(Club Dog Fight)でプロデビュー。修斗参戦後も“フルスイング”する豪快なフックを武器に、16年2月から6連勝の勢いで18年1月に修斗環太平洋バンタム級王座決定戦に臨むも、祖根寿麻と激闘の末、僅差判定で王座戴冠は逃した。19年6月、地元・神戸でRIZINデビューを果たすと強打者カナ・ハヤットとの打撃戦を得意のフックで制した。20年8月、元谷友貴にフロントチョークで一本負けを喫した。11月にはRISEに参戦し、キックボクシングルールで中村寛相手に真っ向勝負を仕掛けるもダウンを奪われた。修斗も含め5連敗と後がない状況で迎えた11月、獅庵相手にTKO勝利。その後RIZIN、DEEPの舞台で伊藤空也、倉本一真、ヤン・ジヨン、平松翔、梅野源治を相手に5連敗。24年9月のDEEPでは梶本保希に判定勝ちを収め約3年ぶりの白星を掴むも、12月に小崎連に判定負けを喫し完全復活ならず。キック出身、MMA2戦めの赤田を相手に、フルスイング復活で再起を果たせるか。 赤田プレイボイ功輝「フルスイングの名前もらう」 「(コウメ太夫のモノマネで)西谷と戦うと思っていたら~、魚井フルスイングでした。チックショーッ! (魚井のコメントに)黙れよ、お前、弱いだろ。ボコボコにするからな。 (勝敗のポイントは?)どの展開でも勝てると思うんですけど、まあ名前“フルスイング”にしてんだから、打ち合ってこいよ、逃げるなよ。フルスイングの名前もらいます。僕の方が合ってるんで、お前、本当当日、絶対逃げんなよ。五明みたいに (魚井に)つまんねぇーんだよ、お前。誰が俺らの試合を見るんだよ。こんないい選手が揃ってるんだよ、誰がお前の真面目なコメント聞きたいんだよ……そんなことより(横島加奈RIZIN広報を見て)、お姉さんカワイイですね、LINE交換しましょう。滝行? いい滝知ってるんで」 ◆赤田プレイボイ功輝(剛毅會)1998年12月23日、青森県出身身長178cm、体重61.0kg 20歳よりキックボクシングを始める。20年のKrushでのデビュー戦から得意の左で2連続KO勝利を挙げハードパンチャーとして注目を集める。以降もKrushを主戦場とし22年松本和樹、南雲大輝に連勝。23年4月、目黒翔大に判定負け。Krushでの4勝(3KO) 2敗に加え、K-1 WORLD GP 2021 JAPANでは北村夏輝と引き分けた。24年4月、皇治プロデュースのNARIAGARIに参戦、ライト級(-65kg)トーナメント1回戦で良太に判定負け。その後7月の朝倉未来戦に向けて平本蓮のスパーリングパートナーを務める。11月のDEEPで平本のプロデュース選手としてMMAデビュー。DEEPアマチュアSルールで鳥次亜瑠に1R1分42秒TKO勝利を挙げた。RIZINデビューとなった大晦日の雷神番外地では伝統派空手の猛者でDEEPフェザー級暫定王座戦経験もある五明宏人と対戦。五明の突き、ヒジ打ち、テイクダウンに苦しみながらも最終Rに右のパンチでダウンを奪うなど猛反撃。結果は判定1-2のスプリットで惜敗。その後、判定を不服とし抗議文を提出したが、日本MMA審判機構(JMOC)は、判定は妥当との見解を示した。今回は判定に委ねることなくMMA44戦のベテラン魚井をKOし、プロMMA2戦目のアップセットを起こすか。 [nextpage] 越智晴雄「RIZINにストロー級を定着させられるような試合を」 ▼RIZINストロー級(53kg)5分3R越智晴雄(Little Giant Gym)中務修良(NOMAD) 「第2代、第4代DEEPストロー級王者の越智晴雄です。RIZINファンの皆様、お久しぶりです。地元・愛媛県に近い香川大会で出場させていただけることになり、とても光栄です。階級も適性のストロー級で試合をさせていただけるので、良いパフォーマンスで勝ち、RIZINにストロー級を定着させられるような試合をします。DEEPストロー級チャンピオンの強さを証明して、地方から格闘技を盛り上げていきたいです」※コメント代読 ◆越智晴雄(LittleGiantGym )1984年2月7日、愛媛県身長160cm、体重53.0kg 大学から空手を始め、ボクシング部に入部。同時にパラエストラ愛媛で総合格闘技を始める。08年2月、修斗でプロデビュー。13年から主戦場をDEEPに移す。17年9月、カンサトーのDEEPストロー級王座に挑戦し2Rフロントチョークに極め、第2代王者に輝く。9月、初参戦のRIZINでPANCRASE王者砂辺光久と日本人ストロー級最強決定戦に臨み、3R KOで王者対決に勝利。19年12月のBELLATOR JAPANでは同級世界最強と言われたジャレッド・ブルックスに判定負け。20年8月、川原波輝に2R一本負けを喫しDEEP王座陥落。再び階級を上げ、22年DEEPフライ級GPに参戦。8月の初戦で本田良介に判定負けでGP敗退、2連敗に。12月の中村真人との再起戦(55kg契約)、続く23年5月のキム・ウジェ戦(56kg契約)を、ともにギロチンでDEEP2連勝を挙げると、12月のDEEP ストロー級暫定王者決定戦では1R佑勢乃花(上原佑介)の三角絞めに対し豪快なスラムで失神KO、暫定王座を戴冠した。24年5月の王座統一戦では1Rギロチンで川原波輝とのラバーマッチを一本勝利し統一王者に。3年4ヶ月ぶりのRIZIN参戦となる今回、地元四国で国内最強のストロー級として豪快なフィニッシュ勝利を飾りたい。 中務修良「リスペクトしているけど、今回勝つのは僕」 「こんにちは、RIZIN関係者の皆様、RIZINファンの皆様ご無沙汰しております。DEEPの中務です。RIZINへは約2年半ぶりの参戦、そして記念すべき50回目の大会へ出場させていただけるということで、とても光栄です。RIZIN沖縄後、韓国、ニュージーランド、そしてDEEPへと渡り歩き牙を研いできました。今回、対戦相手はDEEPストロー級王者の越智選手。本当に強い選手ですし、ファイターとしてもリスペクトしています。が、今回勝つのは僕です。軽量級ならではのスピード感、動きのある戦いを楽しみにしていてください。リスペクトを持ってブッ倒しに行きますので越智選手、最高の試合をしてRIZIN香川大会を盛り上げましょう!」※コメント代読 ◆中務修良(NO MAD)1986年7月20日、三重県出身。身長167cm、リーチ168cm、体重53.0kgいじめられっ子で不登校の少年時代に漫画「はじめの一歩」を読みボクシングを始める。高校時代はボクシング部がなくレスリング部に在籍。就職で上京した際、山本“KID”徳郁に魅了され、MMA転向を決意。アマチュアで好成績を残すと、18年Wardog Cage Fightでプロデビュー。19年7月には第2代WARDOGストロー級王者決定戦に臨み、ふじい☆ペリーに一本勝利で第2代王者に輝く。22年4月、初参戦のRIZINで階級を上げ征矢貴と対戦するもTKO負け。7月には自身の階級で砂辺光久を1R TKOし RIZIN初勝利。23年3月のGLADIATORで初の国際戦に55kg契約で臨みフィリピンのエイドリアン・バトト・ジェマーに1Rヒールフックを極め一本勝利を挙げると続く11月、韓国のGFCにフライ級で参戦、キム・テフンを1Rわずか32秒KO。24年にはHEX Fight Seriesに参戦し、ショーン・ガウティとのフライ級王座決定戦に臨むも1R KO負けを喫した。これらの国際戦を経て9月のDEEPで再びストロー級に戻し多湖力翔に判定勝利で再起。12月の越智戦が自身の怪我で中止となり今回はRIZINでの仕切り直しの一戦に。DEEP王者相手に圧倒的勝利を挙げ国内外の軽量級へアピールしたい。
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