キックボクシング
レポート

【NJKF】大田拓真が合計5度のダウンを奪うTKO圧勝で防衛、その場で王座返上「これからは世界を狙いに本格的に行きたい」、吉田凜汰朗が健太との接戦に勝利して初防衛、K-1女王☆SAHO☆が首相撲からのヒザも見せてホーム凱旋勝利、匡志YAMATOがTKO勝ちで他団体王者との対戦アピール

2025/02/02 17:02

▼第7試合 日泰国際戦 53kg契約 3分3R延長1R (肘無し)
〇☆SAHO☆ (闘神塾/K-1WORLD GP女子フライ級王者)
判定3-0 ※30-28×3
×ダンコンファー・キヤペットノーイジム (タイ)


 SAHOは、超攻撃的なファイトスタイルでデビュー当初から注目を集め、キック・ムエタイルールでは4本のベルトを巻く。2021年12月にK-1初参戦し真優とのスーパーファイトで勝利。2022年6月、K-1女子大会でジェシンタ・オースティンと対戦し激しい打ち合いを展開するもダウンを奪われて敗北。2023年4月、Krush女子大会で韓国のイ・ドギョンから勝利を収め、7月は鈴木万李弥、12月にリー・リーシャンから判定勝利。2024年3月、アントニア・プリフティに挑戦して判定勝ちでK-1女子フライ級王座を奪取した。10月にはエリヴァン・バルトに判定勝ちで戦績は18勝(1KO)2敗。


 1R、前に出ていくSAHOが右ローを蹴りつつ、左フックからの右ストレートを狙っていくが、距離がK-1よりやや遠いせいか空振り。ダンコンファーは回り込んでローとミドルを蹴る。


 2Rになるとダンコンファーは下がらず、右ストレートを強打。SAHOも打ち合うが、ダンコンファーもパワフルなパンチを放つ。SAHOはK-1では見せない首相撲からのヒザ蹴りも。



 3R、ジャブをしっかり当てていくSAHOにダンコンファーはミドル。ヒザ蹴りの蹴り合いでもSAHOが数を当てる。前に出るSAHOがジャブ、ロー。ダンコンファーの蹴りに合わせての右ストレートも。ボディも交えて最後まで前に出たSAHOだが、距離を詰めると首相撲に持ち込まれるため持ち前のラッシュ力を活かすことが出来ず、判定に。


 判定3-0でSAHOが勝利。「またこうやって呼んでいただいてもらっていい試合して恩返ししようと思っとったですけど、試合内容にこだわって今日も練習してきてやったけれど、自分が納得いかないので。ほんまに王者として見せてナンボやと思っているので、こんなもので満足してたら伸びないし強くなれないので、次の試合はもっと強くなって帰って来るのでまた応援よろしくお願いします」と語った。

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