▼第6試合 Krush女子ミニマム級 3分3R延長1R
〇高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス/第2代Krush女子アトム級王者)
判定2-1 ※29-30、30-29×2
×MOE(若獅子会館)

高梨は2018年9月にプロデビューすると、2019年5月にキャリア3戦目にしてKrush女子アトム級王座に就いた。10月にパヤーフォンの挑戦を退けて王座防衛に成功するとミニマム級に転向。2020年9月にMIOを破るなどデビュー以来無傷の10連勝を飾っていたが、2022年6月に初の国際戦となるエリヴァン・バルト戦で初黒星。以後、リングから離れていたが今回ジムを移籍して約2年半ぶりの復帰戦に臨む。

MOEは2018年12月に現役女子高生ファイターとしてKrushに初参戦。山田真子、パヤーフォン、菅原美優ら強敵を相手に黒星が先行していたが、2022年は森川侑凜、MARI、ケイト・ウィラサクレックに自身初の3連勝。今回は2023年4月に真美に敗れて以来、約2年ぶりの復帰戦となる。戦績は6勝6敗。

1R、高梨は歩くようにして前へ行き、左のミドル&ローから右のパンチを狙う。しかし、MOEはサイドキックや三日月蹴りで距離をとり、高梨が近付いてくるところに軽いがスピードのあるパンチをしっかり当てていく。

2R、圧を強める高梨は近付いてのワンツー、右カーフ。MOEのパンチに対しての右クロスを決め、MOEに鼻血を出させる。MOEもジャブ、スピードのあるワンツーを上手く当てるが、このラウンドは高梨のヒットが目立った。


3Rもどんどん前に詰めていく高梨が左ミドル、ワンツー。MOEはバックステップで下がりながら前蹴り、左ミドル、パンチを上手く当てていく。終盤、高梨がMOEを捕らえ右ストレート、MOEが大きくバランスを崩して後方へ。畳みかける高梨だが、MOEも抵抗する。






