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【RISE】打倒・海人を狙う憂也「勝って『次はお前やぞ』ってメッセージを残せる試合をしたい」、サモ・ペティは「私こそが海人の相手にふさわしい」

2025/01/25 16:01
 2025年1月25日(土)東京・後楽園ホール『RISE 185」の前日計量&記者会見が、24日(金)都内にて14:00より行われた。  第9試合のミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級1位サモ・ペティ(スロベニア/Nak muay team)と同級3位・憂也(魁塾)は共に69.9kgで計量パス。  フェイスオフではペティに食ってかかるような気迫を見せた憂也は「明日の結果次第で王者の海人選手への挑戦権が与えられる試合だと思うので、王者に明日勝って『次はお前やぞ』ってメッセージを残せる試合をしたい。ファンやRISE、伊藤代表に『お前やったら勝てるんちゃう?』と思わせる試合をしたい」と意気込み。  ペティは「勝つために日本へやってきました。全力を出したいと思っているし、私こそが海人選手の相手にふさわしい選手だと思っています。明日は王者へ向けての乗り越える障害物の一つ。クリアして王者に挑みたい」と、この試合に勝利して海人との3度目の対決に持ち込みたいとした。  互いの印象を聞かれると、憂也は「相手は10年前くらいから僕が前座で出ている時に日本トップ選手を倒していた選手で、今でもトップで戦っているところでそれくらいの技術とパワーと強い気持ちがある選手だと思っています。フィニッシュは何でも倒せるので明日やっている中で決めて倒したいと思います」と、強豪だと認めながらも何でも倒せるとする。  ペティも「自分が初めて日本で戦った時から長い時間が経っているが、自分が培ってきた経験が明日の試合でも活かせると思っています。どんな相手でも対応できるし、1~3Rどのラウンドでも倒せると思っている。王者との試合へ向けて結果を残したい」と自信たっぷり。  多くの日本人トップ選手と戦ってきたペティは「世界と比較すると、日本の選手の特徴は強い精神力を持っているということ。でも、それは私も同じだ。強い精神力を持っているし、ファイトスタイルもアグレッシブ。日本で戦えることを光栄に思っているし、戦えることを嬉しく思っています」と話す。  海人と2度戦って2敗しているが、次やれば勝てるという自信があるのかと問われたペティは「過去2回やって、1回目(RISE)はタフな試合になったのは見てもらえば分かる。2回目はシュートボクシングの試合で言い訳するわけではないが、少し難しさがあった。3回目はチャンスがあるなら勝てると思っているから3回目をやろうと思っている。大きなチャンスがきっとあると思っています」と、3度目を実現させて次は勝つという。  憂也も海人戦を望んでいることについては「憂也が自分にとって王者と対戦するにあたって最終の壁。終わった後には海人に挑戦するとは思わなくなるはずです。なぜなら自分が勝つから。明日、試合が終わった後に分かると思うよ」と、憂也にチャンスはないとした。  これを聞いた憂也は「サモ・ペティ選手も気持ちが強い選手でアグレッシブで倒しに来る選手なので、めちゃ噛み合うと思う。倒すか倒されるかの試合になると思うので、僕の一発が当たるチャンスがあるし、当たれば倒れる」と、自分に勝つチャンスがあるとする。  海人を振り向かせるには勝ち方が重要だが、と聞かれると「もちろんそれは考えている。海人選手はサモ・ペティ選手と2回やって2回とも倒せてないので、僕がしっかり倒してアピールしたいと思います」と、海人が倒せなかった相手をKOしてアピールしたいと語った。
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