Stand upプロフェッショナル vol.27 King of Rookie 20242024年12月22日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼第6試合 King of Rookie2024新人王決勝戦 -65kg契約 3分3R延長1R〇将太(KSS健生館)判定3-0 ※30-27×3×齋藤航太郎(優弥道場/K-1アマチュア全日本大会Aクラス優勝)※将太が-65kg新人王に
RISE Nova全日本大会2022、2023優勝、5戦4勝(3KO)1敗の将太と、K-1アマチュア全日本大会Aクラス優勝者で1戦1勝の齋藤の一戦。
1R、左の蹴りを散らす齋藤に、将太はプレスを強めて左ストレート、テンカオ。齋藤をコーナーに詰める将太はパンチ連打。左ローで齋藤の足を削っていき下がらせる。
2R、将太はテンカオを突き刺していき、コーナーに詰めていく。将太は何度もテンカオをヒットさせパンチにつなぎ、齋藤を追い込む。
3R、手数の将太に、齋藤はローを返していくもののカウンターを当てられる。将太は最後まで手数を出して齋藤をKO寸前まで追い込んだところで試合終了。フルマークの判定勝利で新人王のベルトを巻いた将太は「新人王を獲ることができたので、来年はより強い選手に挑戦していきたいと思います」とあいさつした。
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▼第5試合 King of Rookie2024新人王決勝戦 -63.0kg契約 3分3R延長1R×新井雄大(TARGET)判定0-3 ※29-30×2、28-29〇嵐舞(TEAM TEPPEN)※嵐舞が-63.0kg新人王に
JAPAN CUP2023優勝、4戦2勝2敗の新井と5戦3勝(1KO)1敗1分の嵐舞の一戦。
1R、身長で上回る嵐舞は伸びのある左ストレートを序盤からヒットさせ、左三日月蹴り、テンカオも当てていく。新井もパンチを返していくが押され気味。
2R、ガードを固めながら前進する新井に、嵐舞はワンツーを当てていき乱打戦へ。右ハイを当てる新井に対し、嵐舞は前蹴り、接近戦では打ち合いに応じる。
3R、お互いにもつれながら打ち合う攻防の中、嵐舞はがむしゃらにパンチを出して近距離ではヒザを当てていく。判定勝利で新人王に輝いた嵐舞は「選手としてはまだ小者なんですけど、盛り上がっている格闘技を見ると悔しい気持ちがあるので、今後はそういう舞台に立って見ている人の心を動かせる選手に絶対になるので、僕への注目と応援よろしくお願いします」とアピールした。
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▼第4試合 King of Rookie2024新人王決勝戦 -57.5kg契約 3分3R延長1R〇簗 丈一(Team Aimhigh)KO 2R 1分39秒×安部宏聖(EX ARES)※簗が-57.5kg新人王に
5戦3勝(3KO)2敗の簗と、アマチュア修斗関西2位の実績があり1戦1勝の阿部の一戦。
1R、簗は左ジャブで距離を取り右ストレート。攻撃を散らすしていく簗に、安部はじっくりと様子を見ながら単発でパンチを返していく。
2R、左ボディからの右ストレートを当てる簗が、左ボディを効かせて一気に前に出て右ストレートでダウンを奪う。
立ち上がる安部に、簗は追撃のワンツーでKO勝ち。新人王に輝いた簗は「これから強い選手とやっていくと思うんですけど、一人一人ぶっ倒して上まで行きたいと思います。あと、オープンフィンガーでも素手でもオファー待ってるので、よろしくお願いします」とあいさつした。なお、今大会のMVPには簗が選ばれた。
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▼第3試合 King of Rookie2024新人王決勝戦 -55kg契約 3分3R延長1R×堀本祐惺(TRY HARD GYM)判定0-3 ※28-30、27-30×2〇奥村将真(TEAM TEPPEN)※奥村が-55kg新人王に
Stand upアマチュア全日本選手権大会2023 Aクラス一般部-55kg優勝のアマチュア実績があり、3戦1勝(1KO)2敗の堀本と、Stand upアマチュア関西王座優勝で5戦4勝(2KO)1敗の奥村の一戦。
1R、長身の堀本がワンツーを出し、一気に詰める奥村が左フックでグラつかせる。ワンツーの堀本が前に出て、奥村は下がりながら左右フックを返す。
2R、左ミドル、右カーフの堀本に、奥村は距離を縮めてパンチで勝負し、右ストレートでダウンを奪う。
3R、巻き返しを狙ってプレスを強める堀本に、奥村は右ハイ。堀本は飛びヒザからパンチ連打も、奥村は距離を取ってワンツーを返すなど、深追いしない。
最後まで堀本は前に出続けたが、奥村は逃げ切り判定勝ち。マイクを握った奥村は「デビュー戦の時に堀本選手とは一回やっていて、ぎりぎり勝てたんですけど、今回もなんとか勝てたのですが、めっちゃ強い選手です。次からはRISEでランカーをどんどん倒して行きたいので応援よろしくお願いします」とあいさつした。
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▼第2試合 King of Rookie2024新人王決勝戦 -53kg契約 3分3R延長1R×相沢晟(TARGET)判定0-2 ※28-29、30-30、29-30〇棚澤大空(TEAM TEPPEN)※棚澤が-53kg新人王に
7戦3勝(1KO)2敗2分の相沢と、Stand upアマチュア関西王座優勝のアマチュア実績があり3戦3勝(2KO)の棚澤の一戦。
1R、左ジャブで距離を取る相沢に、棚澤はパンチを上下に散らしながら前進し手数で優勢に試合を進める。
2Rもガンガン前に出る棚澤は相沢と真っ向勝負の打ち合い。棚澤は出入りの速い攻撃に加えて右ハイ。相沢もガードを固めて前進し右ストレートを返していくが、棚澤の手数の前に押されてしまう。
3Rも棚澤はパンチを散らしながら前進し、相沢はガードを固めながら右ストレート。最後まで手数の落ちない棚澤に、相沢も打ち合いで応戦し試合終了。判定勝ちで新人王に輝いた棚澤は「勝ちましたけど、まだこんなもんでは納得できていなくて、これからRISEとかで試合をしていくと思いますが、もっと進化してみんなが認めるような選手になろうと思うので、応援よろしくお願いします」とあいさつした。
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▼第1試合 King of Rookie2024新人王決勝戦 -51.5kg契約 3分3R延長1R×古波蔵信人(赤雲會)KO 1R 1分18秒 ※飛びヒザ蹴り〇水野夢斗(TEAM TEPPEN)※水野が-51.5kg新人王に
6戦1勝(1KO)4敗1分の古波蔵と3戦3勝(1KO)の水野の一戦。
1R、パンチを出しながら前に出る古波蔵に、水野は左インロー、左ストレートを返して飛びヒザでダウンを奪う。古波蔵は立ち上がれず、水野が秒殺KO勝利で新人王に輝いた。「決勝でKOできて来年からRISEでランカーを倒してチャンピオンになります。あと3試合、TEAM TEPPENが熱い試合をするので注目してください!」(水野)