2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』の前日計量が、13日(金)都内にて正午より行われた。
第17試合のスーパーファイト-56kg契約3分3R延長1Rで対戦する、金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)は55.9kg、アスランベック・ジクレーブ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)は55.6kgでそれぞれ計量をパス。
会見で金子は「明日は、見に来てくれるお客さん、PPVを買ってくれているお客さんが満足できる試合をしたいと思っています。相手は、ロシアからわざわざ来てくれて感謝しています」と、今回も“感謝”を口にする。
ジクレーブは「初めての日本、K-1に参加することが出来て、とても嬉しいです。とてもよい仕上がりです。神のご加護があれば勝てると思っています。日本のチャンピオンが相手なので勝てるようにしたい。相手の印象は、チャンピオンということで戦う価値がある選手。いろいろなテクニックがあって手強い相手なので、今自分の出来ることを100%出します」と、全力ファイトを誓う。
今回は通常の55kgよりも1kg重い56kgの契約体重となり、金子は「55kgに落とす感覚で普通に落としていって、プラス1kg増やした感じですね」と言い、ジクレーブの身体を見て「ムキムキだなと思いました」という。
ジクレーブは試合について「(戦略は)全て頭の中にあるので、内緒です。とにかくファンが喜んでくれる試合をしたいと思っています。神のご加護があれば、どうにかなると思っています」とし、金子のパワーに何で対抗したいかを聞かれると「パワーがあって強靭な選手なので、対策は十分にしてきました。明日は見応えのある激しい見どころのある試合になる。強い方が勝ちます」とした。
「神のご加護」を連発するジクレーブに対し、金子は何があるかと聞かれると「僕には感謝があります」と、やはり“感謝”だとする。トレードマークであるピースの指の開きがいつもより狭かったことを指摘されると「寒かったからじゃないですか」と言って会場に笑いを起こした。