▼Krushライト級 3分3R延長1R
〇西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・フェザー級王者)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×古宮 晴(昇龍會)
西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦でレオナ・ペタスに敗れて王座を失い、ライト級に階級を上げると2021年3月のK-1で篠原悠人に勝利。12月にはゴンナパーに判定2-0で惜敗。2022年8月の試合を最後にリングから遠ざかったが、2024年8月に復帰。加藤港をKOした。戦績は10勝(4KO)5敗。
古宮は聴覚障害のハンディを持ちながらもABEMAの『格闘代理戦争』で史上初の3人抜きに成功するなど大活躍。2020年4月にプロデビューし、2021年8月にはK-1甲子園 -65kgで優勝を飾った。プロでは2戦目で初黒星を喫するも、その後は5連勝と波に乗った。2024年はDEEP☆KICKに参戦し、6月には第6代DEEP☆KICK-63kg王座を奪取。10月のK-1では篠原悠人をKOしている。戦績は10勝(3KO)2敗。
1R、右ローを蹴ってくる西京に古宮は右ボディストレートを伸ばす。西京は徹底して右ロー&カーフ。古宮はやや距離をとり、右カーフを蹴り返していく。カーフの蹴り合いから高い蹴り、右ストレートを狙い合う両者。古宮が攻撃を出すと必ず右ローを返す西京。古宮は右ストレートを伸ばすが、西京は徹底した右ロー。
2R、右カーフの蹴り合いの中、西京は左の前蹴りも多用し始め、パンチでもボディを狙う。古宮は右ストレート。西京も古宮のジャブの戻りに右ストレートで入る。西京のワンツーには古宮が右フックを合わせた。古宮のパンチをもらうと西京は一度下がって体勢を立て直す。西京は右ローを蹴り、古宮が返してこないとパンチのコンビネーションを繰り出す。
3R、古宮がワンツー、左ボディからの右ストレート、さらにジャブとパンチを当て始める。距離が縮まったか、西京もパンチを当てていく。近距離で連打する西京は右ボディも、左ボディも。古宮もボディを返し、ワンツーを伸ばす。古宮がワンツーを打とうと前傾姿勢になったところで、西京が抜群のタイミングで右ヒザを突き上げ、アゴに当ててダウンを奪う。すぐに立ち上がった古宮へ西京は変わらず右カーフ、左フック。古宮は飛びヒザからの右ストレートで逆転を狙うが、西京はもらいながらも打ち返す。