▼第5試合 ストロー級(-52.2kg)5分2R
×高橋佑太(広島/BURST) 52.1kg
[1R 2分51秒 KO]
○平良龍一(沖縄那覇/THE BLACK BELT JAPAN) 52.2kg
[レフェリー]福田正人
UFCファイター平良達郎をMMAの世界に導いた兄・平良龍一がプロ修斗戦線に本格始動。キックボクシングベースで、2023年4月のプロ修斗デビュー戦では、ふじい☆ペリーを2R KOに下している。
対するは、9月のプロ修斗香川大会でシン・ケンザンに判定勝ちで初白星を掴んだばかりの広島の激闘男、高橋佑太。2024年は4月に大田ノヒロ、7月に蒔田Gandhi伸吾を相手にドロー。9月にケンザンを下すなど、ハイペースで試合をこなしている。
1R、ともにオーソドックス構え。ジャブ&ローを見せる平良。さらに踏み込んでの右ローを当てる。高橋はそこに左を狙う。高橋の入りに左右を振る平良。サウスポー構えにスイッチして右ローを当てると、詰める高橋に平良は左フック、そこに左の高橋と交錯。
至近距離で互いに右の打ち合いも両者当たらず離れる。左ジャブから右カーフを当てた平良。右を振って頭を下げて入って来る高橋に右で迎撃も組んだ押し込む高橋だが、平良はクラッチはさせず。
左ヒザの平良に、高橋は離れ際に左ヒジ、右フックも組んだのは平良。左を深く差すが、高橋も右手を掴んで組ませず。右は小手に。右ヒザの平良。ブレーク。
サウスポー構えから左インローを当てる平良はオーソに戻す。大きな左右で前進の高橋に、平良は左テンカオをヒット! さらに首相撲で押し込み、左右ヒザを突いて自ら離れて中央に。
平良の左ハイをブロックする高橋。右ローに飛び込むがさばく平良はなおも追ってきた高橋の右ローにカウンターの右から左! ダウンした高橋に中腰でパウンドを3発まとめてレフェリーが間に入った。
試合後、平良は「こんな何者でもない僕からチケット買って応援してくれたみんな、ありがとうございます。ほんとうに恵まれた環境で家に帰ると、毎日減量メシを作ってくれる彼女がいて、その家族も職場のみんなも友達も応援に来てくれてほんとうありがとうございます。そろそろ世界で一番強いって証明してくれる弟もいつも刺激になっていて、これから僕たち兄弟のこと応援よろしくお願いします」と語った。