▼第7試合 2024年度新人王トーナメント準決勝 フライ級(-56.7kg)5分2R
○山本壮馬(大阪/パラエストラ和泉) 56.5kg
[2R 0分30秒 TKO] ※パウンド
×小生隆弘(沖縄名護/グランドスラムAPP) 56.7kg
[レフェリー]豊永稔
[サブレフェリー]
片岡 誠人 1R 9-10
福田 正人 1R 10-9
島袋 零二 1R 10-9
※ 勝利した赤: 山本がトーナメント決勝に進出。決勝では中池 武寛(パラエストラ小岩)とシモン 鈴木(和術慧舟會hearts)の勝者との対戦が決定
小生は、17年前のドクターストップを受け選手としての道を諦め指導者・競技運営など裏方として格闘技に関わっていくと決めたが、6年ぶりの再検査でくも膜下嚢胞が消滅。「やらない理由がなくなった」と41歳にしてアマチュア修斗から再起し1年と待たずにプロ昇格。17年ぶりの舞台でまずは新人王トーナメントの頂点を目指し、デビューから2連勝中。
新人王トーナメント準決勝の対戦相手はこちらもデビュー2連勝中、西の実力者・山本壮馬。2024年7月に岡本一志にスプリット判定勝ち後、9月に岩橋拓哉に1R KO勝ちして準決勝進出。
1R、サウスポー構えの小生にオーソから左右ローの山本。右前蹴りも。小生は右ジャブからシングルレッグで軸足も掴んでテイクダウン! サイドバックから引き込み、バック! リアネイキドチョークのワンハンド、さらに右手でパームトゥパームで絞めるが、極めさせない山本は亀で凌ぐ。
金網際で背負って立つ山本。そこにヒジ打つ小生。立ち上がったところで小生はズラされながらもブルドッグチョーク気味に背後からチョークも前に落とした山本。下から足関節の小生に強いパウンドの山本! 小生はケージに頭が詰まりながらも足を入れて三角狙いで時間を凌ぐ。
2R、左ローの山本。小生は左前蹴りで前に。左テンカオから掴みに行くが、山本はケージ背に下がりながらも、小生の顔面が空いたところに右のショート! ダウンした小生に山本はサイドバックからパウンド! レフェリーが間に入った。
山本はトーナメント決勝に進出。決勝で、中池武寛(パラエストラ小岩)vs.シモン鈴木(和術慧舟會hearts)の勝者と対戦へ。
試合後「対戦してくださった小生選手、ありがとうございました。ストーリーのある選手と対戦できて光栄です。小生選手の分まで、絶対に新人王トーナメント優勝するので応援、よろしくお願いします」と力強く語った。