塚本「龍心とリマッチでタイトルマッチ」
スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rで、フライ級3位・塚本望夢(team Bonds)タイジャンジャン・シー・ラバヤン(フィリピン)も決定。
塚本はジュニアキック出身で、2021年7月のDEEP☆KICKでプロデビュー。11月から行われたDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメントで初代王座に就いた。2024年6月、ジュニア時代を含めて過去2勝している那須川龍心にリベンジを許したが、9月の弾丸風太戦では1Rわずか43秒でKO勝ち。10月には初のOFGマッチで伊東龍也に判定勝ちと連勝中。戦績は13勝(4KO)4敗。
ジャンジャンは初来日で、戦績は16勝(7KO)3敗のサウスポー。2023年MUAYTHAI NATIONAL CHAMPIONSHIPSで金メダルを獲得している。
塚本は「9月、10月と連戦して12月も出させてもらうので、悲願の外国人相手なのでしっかり結果を出したいと思います。11月23日に51.5kgの王者が決まると思うけれど、凄い試合をして次のタイトル挑戦は俺だとアピールしたいですね」と意気込み。
ジャンジャンの印象は「試合の動画はまだ見てなくて。パンチの強い選手だと聞いたので、それくらいです」とあまり興味がなさそう。
外国人選手との対戦を希望してそれが叶ったかたちとなるが、日本人選手と外国人選手の違いはどう思っているかを聞かれると「日本食を食べてへんとか。いろいろな物を食べてるから身体の強さがあるかなって」と独特な違いを述べ、「フィリピンはボクシングの国だと聞くのでパンチが上手いんじゃないかなと思うのと、外国人なのでフィジカルが強いと思います」と答えた。
1週間前の11月23日、東京・後楽園ホールで開催される『RISE 183」ではRISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチで王者・数島大陸(及川道場)と挑戦者・那須川龍心(TEAM TEPPEN)が対戦する。塚本は両選手に負けているが、「判定で龍心が勝つと思う」と那須川の勝利を予想。
「龍心とリマッチでタイトルマッチ。リベンジしたい。それしかないですね」と、プロで1勝1敗の決着戦をタイトルマッチでやりたいと希望した。
「今回の試合は倒して当たり前だと思っているので、みんなの期待に応えたい」と、今回KOしてタイトル挑戦に名乗りをあげるとした。