ジマーマン(右)の対戦要求に応えたK-Jee。トーナメント準々決勝での対戦は実現するのか(C)K-1
2024年10月5日(土)エディオンアリーナ大阪で開催された『K-1 WORLD GP 2024』の一夜明け会見が6日(日)大阪府内にて行われた。
「K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」を勝ち抜いたK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、エロール・ジマーマン(オランダ)、クォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)が登壇した。※シナ・カリミアンvs.クラウディオ・イストラテは試合結果を協議中
予選を勝ち上がった3選手は、12月14日(土)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024無差別級FINAL』への進出が決定。一夜明け会見では、前日の予選を振り返りつつ、決勝への意気込みをコメントした。
“K-1番長”ジェロム・レ・バンナを右ハイキックでKOしたK-Jeeは、「勝ったのは自分自身嬉しくて。でもバンナ選手のファンが多くて、喜んでくれている人は少ねぇなって。それは、そうだなよとも思いました。でも、勝ててよかったです」と振り返った。
バンナが引退を表明したことに対してK-Jeeは「最後の相手ができて良かったと思いました」と話すと、横で聞いていたジマーマンがいきなり机をボンと叩き、「おい、K-Jee俺と戦え!」と対戦を要求。K-Jeeは「俺はいいけど、運営が…。レジェンド狩りをやっちゃいましょう」とこれに答えた。
するとジマーマンは「俺はバンナと約束したんだ。次にK-Jeeと戦う時は、俺が敵を討つと」とバンナとの約束を守るため、K-Jeeと戦いたいと告白した。バンナがハイキックで失神KOされたシーンは、「心が痛かったよ。だから敵を討つと約束した」と続けた。
K-Jeeはバンナに勝ったら“K-1番長”をもらうと宣言していたが、今度はジマーマンに勝ち「エロジマンをもらっちゃいましょう!」と大笑いした。
決勝トーナメントの組み合わせ発表は、これからになるが、どんな対決が実現するのだろうか。
アジア予選を勝ち抜いた3選手のコメントは以下の通り。