キックボクシング
レポート

【RISE】那須川天心が世界トーナメント制覇、試合後に「待ってます」。白鳥大珠は梅野源治を初回KOして優勝

2019/09/16 15:09

▼オープニングファイト第1試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R
×ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)
判定0-3 ※28-29、28-30、28-30
〇AKARI(TARGET/2018年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)


 デビュー戦同士。AKARIはジュニア時代から神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ15歳の女子高生ファイター。2018年KAMINARIMON全日本女子トーナメントでは-52kg級で優勝を果たしている。

 宮内はKAMINARIMON、トイカツファイトなどアマチュア大会でKO勝利を重ね、2019年8月の全日本大会では女子-52kg級準決勝で宮﨑若菜(TRY HARD GYM)に判定で敗れたものの、その宮﨑が決勝で村上紗月(TEAM TEPPEN)に判定勝ちで優勝を決めており、準決勝での宮内の健闘が再評価された内容だった。


 1Rが始まると同時にAKARIは蹴り、ERIKOはパンチで激しく打ち合う。AKARIは右ミドル&右ストレート、そしてヒザ蹴りと手数を出す。神村の得意技であった顔面前蹴りも放つ。ERIKOも負けじとパンチを出しながら前へ出て右ストレートをヒットさせる。

 セコンドの神村の指示を受けて2Rに飛び出したAKARI。右ローを蹴るがERIKOはパンチを連打して前へ出る。AKARIは前蹴りで突き放すも右ストレートをもらう。1Rから飛ばした両者は消耗が見えるが、ERIKOのパンチは止まらない。


 3R、ERIKOのワンツー連打にAKARIは右ミドル、右ハイで対抗。残り2分、パンチでも打ち合うAKARIは顔面前蹴りを混ぜる。神村の「前へ行け!」の檄を受けて蹴りとパンチで前へ出るAKARI。ここへ来て手数が増える。パンチがスローになったERIKOにAKARIはラッシュ。判定3-0でAKARIがデビュー戦勝利を飾った。

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