▼第9試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
〇白鳥大珠(TEAM TEPPEN/同級2位、RISE WORLD SERIES 2019-61kgトーナメント王者)
KO 1R 1分43秒 ※右ヒザ蹴り
×ファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)
白鳥はキックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」で優勝。2021年6月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では皇治らを破って優勝。2023年は3月にK-1との対抗戦で佐々木大蔵に勝利、6月のフランス遠征は無効試合、12月にザカリア・ゾウガリーをKOしたが、2024年3月はイ・ソンヒョンに判定負け。6月にペトル・モラリから勝利をもぎ取った。戦績は29勝(11KO)10敗1分1無効試合。
ファーパヤップは北海道在住で、TOMONORIが代表を務めるGRABSでトレーナーを務めながら『BOUT』に出場。『BOUT 46』では小島大輝を問題無くKO、『BOUT 47』ではエキシビジョンマッチながら北濱清悦をKO、『BOUT49』ではオープンフィンガーグローブマッチで高木亮もKO。BOUTでは無敗を続けている。戦績は150勝(20KO)10敗20分のサウスポー。
1R、サウスポー同士。白鳥の右フックをブロックしたファーパヤップは左ロー。スーパーマンパンチを放つファーパヤップに白鳥はかわして右ロー。ファーパヤップの左ストレートをもらった白鳥だが、すかさず左ボディを当て、右フックもヒットさせる。前に出る白鳥が左ボディを決め、右フック、右ストレート、そして右ヒザをボディへ突き上げるとファーパヤップはダウン。
白鳥が圧倒KOでトーナメント前哨戦を飾った。マイクを持つと「ひとつ先に言いたいことがあって今の格闘技界は暗い話題、よくないニュースが話題になっていて、そればかり注目がされている気がして。今日みたいに素晴らしい試合がたくさんあってRISEは最高の舞台なんだって広めたくて。悪い流れを断ち切る試合を見せたくて試合をしました」とメッセージ。
続けて「僕は12月の世界トーナメント出場内定中ですが、幕張メッセでやるので国内でやる世界最高峰のトーナメントですが日本人が盛り上げないとダメでしょう、原口選手。俺はずっと負けてから追いかけ続けているけれど、俺ら日本人で盛り上げて幕張を満員にしたいと思うので、世界最高峰のトーナメントにぜひ来てください。12月までに強くなって来るので」とアピールした。