▼第3試合 スーパーフライ級(-53kg)3分R延長1R
〇塚本望夢(team Bonds/初代DEEP☆KICK -51kg王者、フライ級3位)
KO 1R 0分43秒 ※バックハンドブロー
×弾丸風太(TEAM KAZE/フライ級7位)
塚本はジュニアキック出身で、2021年7月のDEEP☆KICKでプロデビュー。11月から行われたDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメントで初代王座に就いた。2022年4月の「RISE初代フライ級王座決定トーナメント」では1回戦で数島大陸とダウンの奪い合いの末に判定負けで初黒星。2023年2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」では決勝へ進出するも松本天志にTKO負け。7月の大阪大会では山川敏弘を右バックブローでリングに沈め再起を果たし、10月には酒井柚樹に判定勝ち。2024年6月、ジュニア時代を含めて過去2勝している那須川龍心にリベンジを許した。戦績は10勝(3KO)4敗。
弾丸風太はRISE WESTを主戦場とし、関東ではNovo、松本天志に連敗を喫していたが2024年2月にブラックシーサー颯太朗から勝利。その試合を含めて現在3連勝と好調で格上の塚本に挑む。戦績は8勝(3KO)3敗1無効試合。
1R、サウスポーの塚本は左ストレートから右フック、弾丸もすぐに打ち返す。塚本は弾丸のパンチをものともせずワンツーの右ストレートをヒットさせると下がった弾丸へ右ボディからの左フック、弾丸が右を打ち返してきたところへバックハンドブローを抜群のタイミングで放ち、秒殺KO勝利を飾った。
塚本はマイクを持つと「1Rで倒せてよかったと思っています。下のランカーの子とかはやってみて分かる通り相手にならないので、12月は外国人とお願いします。いま返事ください」とアピール。伊藤代表は「おめでとう、12月前向きに考えます」と返答した。
「ボディを効かせたらバックブローと決めていました。しっかり倒しますみたいことを言っていたので、なめんなよと思ってしっかり倒しました」と塚本は試合を振り返り、「那須川龍心にはやり返させろと思います」と決着をつけたいと語った。